『足が悪い老犬』に後輩ワンコが…深い愛情を感じる『まさかの行動』に涙が止まらないと194万再生「泣いた」「人もこうあるべき」と賞賛
ある大型犬2頭の感動の物語がInstagramで注目を集めています。投稿したのは、Instagramアカウント「winicowoopy」の投稿主さん。動画は記事執筆時点で194万4000回再生され「相手を思いやる優しい気遣いに感動して涙がこぼれました」「見返りを求めない純粋な愛に感動」「ワンちゃんにもそういう感情があるんですね…」といったコメントが寄せられています。
足の悪いウィンキーちゃん
14歳だった『ウィンキー』ちゃんは、変形性関節症を患い下半身を支えるのが苦手でした。そんなウィンキーちゃんに近寄るひとつの影が…。同居犬の『ニコ』ちゃんです。ニコちゃんはウィンキーちゃんの後ろ足の間に、自分の前足をクロスさせるようにして差し出しました。
実はニコちゃんは、バランスを崩しやすいウィンキーちゃんが倒れないよう支えていたというのです。ウィンキーちゃんが移動すると、ニコちゃんも付きそうように着いて行って再び前足を差し出したのでした。
いつでも一緒の2頭
このようにしてニコちゃんがウィンキーちゃんの足を支えたのは、偶然や気まぐれではありませんでした。動画では、ドッグランでも家の中でも、ウィンキーちゃんの後ろ足を支えるニコちゃんの姿が紹介されています。
ウィンキーちゃんが水を飲むときも、ニコちゃんがいそいそと後ろへ周り、さりげなく後ろ足を支えます。2匹の姿からは、深い愛情と思いやりが伝わります…。
2頭の物語に涙する人が続出
ニコちゃんは、ウィンキーちゃんが7歳のときに家族として迎え入れたそう。ニコちゃんは大人しくて怖がりな性格でしたが、ウィンキーちゃんはそんなニコちゃんをいつでも守っていたそうです。ドッグランでニコちゃんが他の犬に追いかけられたときは、ウィンキーちゃんがすっと間に入って仲裁していたといいます。
ウィンキーちゃんが歳を取ると、今度はニコちゃんがウィンキーちゃんを守る姿がたびたび見られるようになりました。今までは散歩のときに道路の外側を歩くのはウィンキーちゃんでしたが、ニコちゃんが自ら進んでウィンキーちゃんを内側に歩かせたのです。そんな中、ウィンキーちゃんの足が悪くなり、自らの前足で歩行を支えるようになったのでした。
その光景は、ウィンキーちゃんが注いできた愛を、今度はニコちゃんが返しているかのようだったそう。飼い主さんは、愛にあふれた素晴らしい空間を一緒に過ごせたことがとても幸せだったともつづったのでした。
涙なしで見られない動画には「愛を感じる動画をありがとう」「動物から学ぶことも多いですね」「人の世界も思いやりで溢れますように…」といったコメントが寄せられています。
ウィンキーちゃんは2014年、ニコちゃんは2020年に幸せな生涯に幕を閉じたそう。現在飼い主さんは、『ウーピー』ちゃんという可愛いわんこと暮らしています。ウーピーちゃんの日常の様子をInstagramアカウント「winicowoopy」で数多く公開中しているため、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
写真・動画提供:Instagramアカウント「winicowoopy」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。