明日から連休!後回しにしていたNetflix「オリジナル韓国映画」 日本で好評価ベスト5
明日から3連休。心にも時間にも余裕ができるからこそ、今度観ようと後回しにしていた作品をゆっくり楽しむのはいかがだろうか。
しかし休みだからといって、複数話あるドラマを一気見するのは逆に疲れてしまうもの。なかには外出する予定がある人もいるだろう。
そこで本記事では、サクッと2時間程度で観ることのできる映画に着目。常にトレンドを追い、多くの韓国映画ファンを満足させているNetflix(ネットフリックス)で配信されているものを紹介する。
日本最大級の映像レビューサイトFilmarksとGoogleユーザー評価で、日本人から高評価を得ているものを5つピックアップした。
(図)Danmee 【4461人回答】イ・ミンホ「24年9月韓国俳優 人気決定戦」の1位!8カ月連続トップ
ザ・コール (2020)
パク・シネ主演の『ザ・コール』は、なんとFilmarksのレビュー総数5436件。本記事で紹介する映画のなかで、群を抜いて多くの人から感想が寄せられている作品だ。
現在と過去が交錯するサスペンスミステリーで、時空を超えて電話でつながる2人の女性の心理描写が細かく描かれ、引き込まれずにはいられない構成に。
主演パク・シネの安定感ある演技力はもちろんだが、韓国のゴールデングローブ賞と言われる『百想芸術大賞』で最優秀演技賞を含む3つの賞を手にしたチョン・ジョンソの活躍にもご注目。
●Filmarks評価/レビュー数:★3.8/5436件
●Googleユーザー評価:78%
20世紀のキミ (2022)
1999年と2019年を背景に繰り広げられる青春ロマンス『20世紀のキミ』は、ノスタルジックな雰囲気のなかで繰り広げられる高校生の恋と友情が、年代問わず観る者を魅了した作品。
学生時代のピュアでまっすぐな感情を思い起こさせてくれるような、爽やかさで美しいストーリーが繰り広げられ、衝撃のラストは涙なしには観ることができない。
出演者には、今年を代表するシンデレラボーイ、ピョン・ウソクをはじめ、子役から着実にキャリアを積んでいるキム・ユジョン、新人ながら安定した演技力を持つノ・ユンソまで、錚々たる若手が名を連ねている。
●Filmarks評価/レビュー数:★3.9/2222件
●Googleユーザー評価:90%
キル・ボクスン (2023)
大女優チョン・ドヨンのキレのあるアクションが大きな話題となった『キル・ボクスン』も、多くの人から支持されている作品の1つ。
大迫力のクライムアクションが大きな見どころとなっているが、それ以外にも暗殺業界で名の知れた凄腕の殺し屋が、実は思春期の娘をもつシングルマザーであるという設定が面白い。
外では銃や手斧、日本刀など様々な武器を振り回して戦っているが、家に帰ると我が子の子育てに悩む、普通のお母さんと変わらない姿を見せる。
●Filmarks評価/レビュー数:★3.5/1860件
●Googleユーザー評価:85%
スマホを落としただけなのに (2023)
『スマホを落としただけなのに』は、宝島社文庫『このミステリーがすごい!』で大賞をとった日本の同名のベストセラー小説を原作にした作品。
スマートフォンを落としてしまうという、人によっては経験したことがあるかもしれない身近な題材を用い、それをきかっけに鳥肌の立つ物語が繰り広げられていく。
そんなストーリーをより一層盛り上げているのが、スマホを拾った男性役を演じたイム・シワン。平然とした顔で淡々と犯罪に手を染めるサイコパス演技は圧巻で、爽やかなイメージの強い彼の怪演が光る1作だ。
●Filmarks評価/レビュー数:★3.6/1516件
●Googleユーザー評価:78%
モラルセンス ~君はご主人様~ (2022)
最後は、ソヒョン(SNSD)主演の『モラルセンス ~君はご主人様~』。タブー視されている性的趣向”BDSM”を題材にした、気軽に楽しむことのできるロマンチックコメディーだ。
“個人の嗜好を尊重しよう”というメッセージ性を持った作品で、秘密を共有する主人公2人のロマンスがコミカルに描かれている。
題材から想像されるほどのハードな描写はないとの評価が多いが、優等生として知られるソヒョンが悪態をつき鞭を振り回すなど、清純イメージの殻を破った姿にもぜひ注目いただきたい。
●Filmarks評価/レビュー数:★3.4/571件
●Googleユーザー評価:88%
(ライター/西谷瀬里)