紅葉が見事な非公開エリアも観覧可能!「姫路城」秋冬特別公開が開催
世界遺産・国宝「姫路城」(兵庫県姫路市本町)の、2024年秋冬特別公開が開催されます。普段は非公開のエリアが、2024年11月16日(土)~11月24日(日)までと2025年2月15日(土)~3月2日(日)まで観覧可能に。
「姫路城」2024年秋冬特別公開
世界遺産であり、国宝でもある「姫路城」。白漆喰総塗籠造りの城壁や、大天守と小天守が渡櫓で連結された連立式天守が特徴です。また、シラサギが羽を広げたような美しい姿から「白鷺城」の愛称も。
そんな「姫路城」の2024年秋冬特別公開では、東側の地形と城郭の構造を利用した高度な防御力を持つ“搦手(からめて)”を中心に公開します。今回の特別公開エリアでは、秋ならではの紅葉との共演が見事な風景も楽しめます♪
紅葉と一緒に楽しめる「との四門」
かつては門の内側に穴蔵があり、火薬が収納されていた「姫路城」東側の門。「との三門」跡から「との四門」エリアは特に紅葉の木々が多く、秋には鮮やかに色づく紅葉との景色が見られます。
白漆喰が塗られていない唯一の門「との一門・トの櫓」
「姫路城」に残る櫓門で唯一白漆喰が塗られていない「との一門」。豊臣秀吉が自分の権威を示すため、「姫路城」の北にあった「置塩城」から移築したものだとする説も。「トの櫓(やぐら)」は、東側と南側に開いている2つの格子窓から「との二門」に向けて射撃しやすくするため、窓の下に床板を張って高くする工夫をしています。
地主神を祀った跡「長壁神社遺趾」
「との二門」東側にある、北向き石段上の平場には、姫山の地主神「長壁神社」が祀られていました。今は、「長壁神社遺趾」の石碑があります。
「姫路城」が建てられた時代に思いを馳せられる特別公開エリア。
秋ならではの紅葉との風景もぜひ目に焼き付けてください♪
【開催概要】
開催日:2024年11月16日(土)~11月24日(日)、2025年2月15日(土)~3月2日(日)
受付時間:9:00~16:30
受付場所:井郭櫓(いのくるわやぐら)
観覧料:大人・小人(小中高生)200 円
※別途入城料が必要
※【画像・参考】「姫路観光コンベンションビューロー」