【金沢】熟練職人の味とモダンな空間が融合「そば処WAY」がオープン!設計事務所が手がける話題の蕎麦処【NEW OPEN】
9月9日、金沢市寺町に「そば処WAY(ウェイ)」がオープン!
この道50年以上の職人が打つ風味豊かな蕎麦を、スタイリッシュな空間で味わえる蕎麦処が話題です♪
寺町一丁目交差点の角にオープンした、「そば処WAY」。
美容院やリメイクショップとして使われてきた建物をリノベーションしており、まだ看板が出ていないので「何のお店だろう?」と気になっていた方も多いのでは?
内装を手がけたのは、店舗や住宅を手がける設計事務所「SWAY DESIGN」。
一歩入ると、そこには外観からは想像できなかったモダンな空間が広がり、その意外性に驚かされます。
奥行きが狭い建物ながら、柔らかい壁の色や木の素材感あふれる階段など、心地よく過ごせる工夫が随所に散りばめられているのは、リノベーションで高い評価を受ける「SWAY DESIGN」だからこその技。
蕎麦は、長野県産のそば粉を使用した二八そば。
そば職人として50年以上の経験を重ねてきた店主の藤田さんが、丁寧に手打ちしています。
メニューは、蕎麦に季節の小鉢とごはんがセットになった「おそば膳」(1,500円)の1種類のみ。
蕎麦の盛られた古九谷の皿を始め、それぞれ選りすぐった器も美しく、目でも楽しめる御膳です。
冷水でしっかり締めた二八そばは、なめらかな食感とコシが特徴。
ほどよい蕎麦の風味と甘み、喉ごしの良さで、スルスルと入っていく美味しさです。
お好みでおろしそばや温かいなめこそば、にしんそば(+300円)に変更することも可能です。
蕎麦のお供には、優しい甘酢がきいたキジハタの南蛮漬けに、爽やかな風味が食欲をそそる生姜の炊き込みごはん。
使われている野菜は、すべて藤田さんが自家菜園で育てたものだそうで、採れたて新鮮です。
小型船を所有しており、釣りもプロ級の腕前だという藤田さん。
前日に釣果があった場合には、お造りのうれしいサービスもあるんですよ。
出迎えてくれるのが、「SWAY DESIGN」代表の永井さんのご両親でもある、藤田さんご夫婦。
小松市でも「みちこのそばと甘味処」を営業しながら、毎週2日間金沢に通っているのだとか!
蕎麦にも料理にも、「手間ひまかけた出来たてを食べて欲しい」というもてなしの心が溢れており、仲のよいご夫婦のあたたかい雰囲気も魅力です。
まだ工事中ですが、いずれ2階には「SWAY DESIGN」の事務所が入る予定。
食事のついでに家の改築の相談、というのもできるそう!
店内には、空間の使い方や素材のセレクトなど、家づくりのヒントもいっぱいですよ。
週2日のみの営業ながら、口コミで人気が広がっているという「そば処WAY」。
「みちこのそばと甘味処」は営業縮小しつつ、今後は徐々にこちらのオープン日を増やしていくとのことで、ますます注目を集める蕎麦処になりそうです。
そば処WAY
住所石川県金沢市寺町1-14-19
TEL090-7745-2949
営業時間日・月曜 11:00-14:00
(最新情報はInstagramでチェック)
定休日火~土曜
駐車場近隣に有料Pあり
公式Instagram( https://www.instagram.com/sobadokoro_way/ )
この記事のライター
酒井恭子(さかいきょうこ)
金沢市在住のフリーライター。TV番組制作や雑誌編集の仕事を経て、グルメ・教育・医療・子育て情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。食べ歩きが趣味で、特におにぎりやピザ、ラーメンなど炭水化物が大好物!絶賛ダイエット中です(笑)。