「69歳なのに美しすぎ」「娘より若い」セレブを若返らせた“整形医師”は誰? ネット上で話題騒然の正体とは
美容整形を公言するクリス・ジェンナーの新たな「変身」
「えっ、これが69歳!?」と世界中が二度見したのが、今年5月にパリで目撃されたクリス・ジェンナーの姿である。シワひとつない艶やかな肌、引き締まったフェイスライン、そしてどこか娘のキム・カーダシアン(44歳)を彷彿とさせる若々しさ……。SNSでは「まるで別人」「娘より若い!」といったコメントが飛び交い、整形手術の“担当医”探しが加熱した。
そしてついに、その“奇跡の若返り”を手がけた美容整形外科医の正体が明らかに。その名はスティーヴン・レヴィーン(Dr. Steven Levine)。ニューヨークのアッパーイーストサイドにクリニックを構える、セレブ御用達の名医である。
レヴィーン医師は、自然な仕上がりを追求する“ナチュラル・ルック”の名手として知られ、フェイスリフト、まぶたのたるみ取り(ブレファロプラスティ)、ネックリフト、脂肪注入、レーザー治療などを組み合わせたオーダーメイド施術を得意とする。彼のクライアントには、ハリウッドの大物俳優やスーパーモデルも名を連ねるが、守秘義務のため詳細は非公開。だが今回、クリス・ジェンナーの“劇的ビフォーアフター”によって、その腕前が一気に注目を浴びることとなった。
「自分が気分よくいられることが一番大事」
では、クリスが受けたとされる施術とは何なのか? 専門家の推測によれば、ディーププレーン・フェイスリフト(筋膜層まで引き上げる高度なリフト術)、上まぶたのブレファロプラスティ、レーザーによる肌の再生治療、そしておそらくは脂肪注入によるボリューム調整が含まれているという。これらを組み合わせることで、単なる“引きつった顔”ではなく、若々しくも自然な印象を実現しているのだ。
ちなみに、レヴィーン医師のフェイスリフトの価格は最低でも4万5000ドル(約700万円)からとされ、まさに“富裕層専用の若返り術”である。だが、クリスにとってはそれだけの価値があったのだろう。彼女は過去にもボトックス、フィラー、レーザー、さらには乳房インプラントや耳たぶの縮小手術など、数々の美容施術を公言してきた。美に対する執念は、まさにファッション・美容業界のアイコンとして君臨する娘たちを持つ「ママージャー(※ステージママ)」の名にふさわしい。
この“整形革命”の影響は、単なる見た目の変化にとどまらない。SNSでは「私もレヴィーンにお願いしたい」「年齢はただの数字」といった声が相次ぎ、整形に対するハードルがさらに下がった印象すらある。クリス自身も「自分が気分よくいられることが一番大事」と語っており、他人の目ではなく“自分の満足”を優先する姿勢が、多くの女性たちの共感を呼んでいる。
とはいえ、ここまでの変貌を遂げるには医師の技術だけでなく、本人の覚悟と投資、そして何より“見られること”へのプロ意識が必要だ。クリス・ジェンナーの顔には、単なる美容整形を超えた「セルフブランディングの極致」が刻まれているのかもしれない。