「本の楽しみ知って」 鴨居小でおはなし会
鴨居小学校に通う児童の保護者有志によって結成された読み聞かせボランティア「マザーグースの会」(上枝舞代表)が、2月12日・13日の2日間、同小で「おはなし会」を実施した=写真。
マザーグースの会は2007年に結成。以降、毎月1回、絵本の読み聞かせボランティアを行っている。おはなし会は年1回開催するスペシャルバージョン。多目的室を劇場に見立て、小道具や音響、照明などにも工夫を凝らす。使用するパペットや紙芝居、背景などは全てメンバーが手作り。子どもたちに本の楽しみを知ってもらいたいと活動を続けている。
今回は1日目を高学年、2日目を低学年に分け、内容も変更。低学年を対象にした回では、「右耳にミニニキビ」「ぼく、ボブ」といった早口言葉を、メンバーと児童が一緒に楽しんだ。紙芝居『まんまるまんまたんたかたん』では劇中のたんたかたんの部分に合わせて児童が手拍子。『カラスのパンやさん』ではたくさんの種類のパンの絵に「おいしそう」と歓声を上げていた。
上枝代表は「自分たちが楽しんでいるから活動が続いている。メンバーも募集しています」と話している。