うちの子が読書にハマったきっかけは、この本!
●【10月27日は文字・活字文化の日】この日が「読書週間」の初日
2005年に「文字・活字文化振興法」が成立、公布・施行されました。この法の中で、「文字・活字文化の日」を設けること、それを10月27日にすることが定められています。10月27日が選ばれたのは、「読書週間」の初日であることから。「読書週間」を含めて、文字・活字文化についての関心や理解を深めるような行事が国や地方自治体ごとに行われます。
子どもを本好きにしたいなら……これを読ませて!
紙の本よりもスマホやタブレットを手にする人が多い時代ですが、就学すれば教科書も読む必要がありますし、「活字を読む楽しさ」は子どもにも知ってもらいたいもの。そのためには子どもが本好きになるような一冊に出会えるといいのですが……。
口コミサイト『ウィメンズパーク』の先輩ママたちに、「子どもが本好きになったきっかけの一冊」を聞いてみました。
●『マジックツリーハウス』シリーズ
「うちの子のきっかけの本は『マジックツリーハウス』です。それまでも見るのは好き(迷路、攻略本、図鑑など)でしたが、自分で読むきっかけは、このシリーズです、大好きでいつも読んでいました」
●ロック~わんこの島
「『ロック~わんこの島』という映画を観て、それから読書感想文のために原作本を読ませたら、すごく気に入ったようで、何度でも読み、何度も泣いていました!それから本を読むようになりました」
●赤毛のアン
「『赤毛のアンを読破したら宿題なくしてやる!』という小学4年生の担任の言葉を信じて黙々と読みました。赤毛のアンといっても、シリーズ含め分厚めの本9冊ほどです。読み進めるうちに『宿題なくしてやる!』発言がどうでもよくなって、常に小脇に本を携え、ハイペースで図書室に通う子どもになってました」
●エルマーのぼうけん
「娘は、絵本はずっと読んでいたものの、自らハマって何度も読むようになったのは『エルマーのぼうけん 』が最初でした。絵はほとんど無いし、とても意外でした」
●「注文の多い料理店」と「オツベルと象」
「私自身が本好きなので、4才のわが子にも読み聞かせをしています。今、いちばんのお気に入りは『注文の多い料理店』と『オツベルと象』の絵本で…もう2週間くらい毎日毎晩、読み聞かせています」
●『ハリー・ポッター』シリーズ
「娘は小5まで、本を読むより外遊びが好きな子でした。5年生のとき、『ハリー・ポッターと賢者の石』を読んだことから、みるみるうちに読書にはまってしまい、ハリーポッターシリーズ、ダレンシャンなど次々に読破していきました」
幼い頃の読み聞かせでハマる子もいれば、小学校高学年になってから読書にハマることもあるとは。きっかけの本も含めて十人十色ですね。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
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