未来のセンター登場!?推し候補続出の予感、AKB48 21期研究生がタータンチェックのミニスカート衣装で登場!<高橋舞桜・田中沙友利・牧戸愛茉・森川優・渡邉葵心>
結成20周年という大きな節目を迎えるAKB48。その新たな歴史を担う存在として注目を集めるのが、4次審査を突破し研究生となった21期生5名だ。2025年12月8日の20周年を間近に行われた取材会では、初々しさの中にも確かな覚悟を宿した5人がステージへの思いや目標をまっすぐに語った。その姿は、どの世代のファンにも共感を呼ぶ輝きに満ちていた。
【写真】王道のAKB48らしい装いで姿を見せたAKB48 21期研究生(全12枚)
結成20周年を迎えるAKB48。その節目に向けて注目が集まっているのが「第21期生オーディション」である。厳しい審査を勝ち抜いた高橋舞桜(たかはしまお/「高」は正式には「はしごだか」)、田中沙友利(たなかさゆり)、牧戸愛茉(まきとえま)、森川優(もりかわ ゆう)、渡邉葵心(わたなべきこ)の5名が取材会に登壇した。赤と白を基調にしたタータンチェックのミニスカートにローファーという、王道のAKB48らしい装いで姿を見せ、「私たちAKB48 21期研究生です」と明るい声での挨拶からスタートした。
自己紹介では、北海道出身の高橋はラーメン好きをアピールし、愛媛県出身の牧戸は5歳から続けているクラシックバレエを紹介。兵庫県出身の森川は空手の黒帯に加え、韓国語が得意だと語った。秋田県出身の渡邉はドラム、埼玉県出身の田中はバスケットボールと、それぞれの個性が光る自己アピールとなった。
記者から「10年前の自分に伝えたいことは」と問われると、「こんなキラキラしたグループに入れるんだと言いたい」「当時の自分が聞いたらびっくりすると思う」など、素直な驚きと喜びがにじむコメントが続いた。続いて、理想のアイドル像についても真剣に語る姿が印象的だった。高橋は板野友美に憧れてアイドルを志したと明かし、「笑顔で素敵なパフォーマンスを届けたい」と前を向く。牧戸は渡辺麻友を挙げ、「キラキラした人になりたい」と意気込みを語った。森川は「アイドルを見て元気をもらっていた」と話つつ、「いつかセンターを任せていただけるくらい必要不可欠な存在になりたい」と、決意を見せた。渡邉は「ずっとアイドルに憧れていた」と目を輝かせ「ハキハキとした意志の強いアイドルになりたい」とのこと。田中も「誰かの憧れになれるようなアイドルになりたい」と話し、それぞれが思い描く未来を丁寧に言葉にした。
さらに目標とするステージについて質問が及ぶと、東京ドームを挙げ、「先輩と立ちたい」「活躍のお手伝いをしたい」「日本で一番大きな舞台に立ちたい」と語る姿には、これまでAKB48が積み重ねてきた歴史の重みと、そこへ挑んでいく覚悟が感じられた。
続いて、21期研究生がお披露目される場となった「AKB48 20th Year Live Tour 2025 in 日本武道館」での意気込みについて尋ねられると、高橋は「アイドル人生の一歩目。最後まで全力で楽しみたい」とコメント。牧戸は「これまではサイリウムを振る側だったけれど、今度は見渡す側になりました。自分がステージを楽しむことで勇気や希望を届けたいです」と語った。森川は「すごく緊張しています。練習してきたので全力でいきたいです」と真剣な表情を見せ、渡邉は「5人で頑張ってきた練習の成果を発揮したい」と意欲を示した。田中も「1番後ろの席の方まで楽しめる、武道館に相応しいパフォーマンスをお届けしたい」と笑顔で語った。
また「センターに立ちたいか」と問われると、森川、渡邉、田中の3名が手を挙げる場面も。森川は「前髪があるアイドルが多いけど、センター分けのアイドルがセンターに立つのはなかなかないので立ちたいです。センター分けといえば、板野友美さん。私の名前が出てくるくらい努力したい」と語り、渡邉は「周りの意識を高めて、自分から笑顔と元気を届けられるようなパフォーマンスをしたい」と前向きに話す。田中は「私がセンターの曲が好きと言ってもらえるようになりたい」と、真っすぐな意志を口にした。
20周年を迎える記念公演「AKB48 20th Year Live Tour 2025 in 日本武道館~あの頃、青春でした。これから、青春です~」は12月4日から7日まで開催される。初日の「リクエストアワー セットリストベスト20」では21期研究生の姿がお披露目され、グループに新たな息吹をもたらした。これからのAKB48を担う5人の挑戦は、確かな希望を帯びて始まったばかりである。