寒川町在住・福地璃子さん リズムダンス選手権で栄冠 文部科学大臣賞を受賞
寒川町在住の福地璃子さん(18)が、昨年12月に東京都で開催された第8回日本リズムダンス選手権全国大会の「リズムダンスルール部門(シングル)」に出場し、文部科学大臣賞に輝いた。
2月19日には寒川町役場を訪問し、木村俊雄町長が「町の自慢がまた一つ増えた。これからも活躍してほしい」とエールを送った。
修正重ね納得の演技
大会ではテイラー・スウィフトの「ShakeItOff」に乗せて、得意のエアロビクスを取り入れたダンスを披露した福地さん。「力強さだけでなく、大人っぽさを表現したかった」という。ただ予選ではミスも多かったことから「決勝ギリギリまで映像を見ながら修正した」。迎えた決勝は、技と技のつなぎなど細部にまでこだわり、納得の演技ができたという。
福地さんは3歳の時、母親のすすめで茅ヶ崎のダンススタジオ「Bエキサイティング」に通い始めた。「最初は嫌でしょうがなかった」が、同スタジオの上級クラスで、数々の大会での受賞歴やメディア出演を誇る「三丸大サーカス」の演技を見て「自分もあんな風になりたい」と決意。スタジオ内のオーディションを勝ち抜いてメンバー入りし、現在は同チームのリーダーを務める。
「出来なかった技が出来るようになったり、大勢の人の前で踊ることが気持ちいい」と今も学校が終わるとスタジオに行き、毎日4〜5時間の練習に打ち込む。
4月から都内の体育大学に進学し、体育教諭を目指す。実はもう一つの夢が、ディズニーランドのパフォーマーになること。「一度きりの人生なので絶対チャレンジしたい」と話している。
テレビ神奈川で3月3日(月)午後9時30分からの報道番組「ニュースリンク」内で福地さんの特集が放送予定。