Yahoo! JAPAN

ワタナベマキさんの「新じゃが&新たまのデイリーおかず」

NHK出版デジタルマガジン

ワタナベマキさんの「新じゃが&新たまのデイリーおかず」

 春の味覚のなかでも身近なものといえば、新じゃがいもと新たまねぎ! みずみずしくておいしい新たま&新じゃがのレシピを、料理研究家のワタナベマキさんに教わります。

(NHKテキスト『きょうの料理』3月号より)

 新じゃがと新たまのレパートリーを広げれば、春の食卓がもっと豊かになります。手をかけすぎず、今だけの甘さやみずみずしさを生かした毎日でも食べたいおかずをご紹介。

新たまの肉しそ巻き焼き

一口食べると新たまの甘みと豚バラのコクがジュワッ! 春がきたら必ずつくるというマキさんの定番です。

材料(2人分)

新たまねぎ (小)2コ(200g)
豚バラ肉(薄切り)  8枚(160g)
青じそ 8枚
●塩・小麦粉・ごま油・酒・黒こしょう(粗びき)

1 たまねぎは四つ割りにする。

2 豚肉を1枚ずつ広げ、塩小さじ1/2と小麦粉小さじ2を全体にふる。それぞれの手前に青じそ1枚とたまねぎ1切れをのせてクルクルと巻く。豚肉に小麦粉をふっておくと、肉に新たまねぎが密着し、はがれずきれいに焼き上がる。

3 フライパンにごま油小さじ1を中火で熱し、2の巻き終わりを下にして焼く。

4 焼き目がついたら、転がしながら全体に焼き目をつける。酒大さじ1をふり、ふたをして弱火で3分間蒸し焼きにする。

5 最後に中火に戻し、塩・黒こしょう各少々をふる。

[360kcal 塩分1.9g 15分]

新じゃがのコチュジャン煮っころがし

皮ごと煮て、新じゃがのみずみずしさを閉じ込めた一品。韓国風のうま辛味がご飯によく合います。

材料(つくりやすい分量)

新じゃがいも (小)6〜8コ(500g)
A (しょうが・にんにく(各すりおろす) 各1かけ分  だし カップ2  みりん 大さじ2  酒 大さじ1)
コチュジャン・しょうゆ 各大さじ1
すりごま(白) 小さじ1

1 じゃがいもはたわしでよく洗い、皮付きのまま鍋に入れ、Aを加えて中火にかける。

2 煮立ったら落としぶたをして弱火にし、じゃがいもが柔らかくなるまで時々鍋を揺すりながら20分間煮る。

3 コチュジャン、しょうゆを加えて煮汁に溶きながら混ぜ、汁けが少なくなるまで煮る。器に盛り、すりごまをふる。

[410kcal(全量) 塩分4.2g(全量) 40分]

教えてくれた人

ワタナベマキ
料理研究家。素材の味や香りを生かしたセンスあふれるレシピが大人気。

■NHK『きょうの料理』2024年3月号より
■撮影・宮濱祐美子/スタイリング・肱岡香子

【関連記事】

おすすめの記事