Yahoo! JAPAN

ブレゲ250年の真髄に触れる特別展が先行開催

THE

ブレゲ250年の真髄に触れる特別展が先行開催

 時計史に燦然と輝く名門ブレゲが、2025年に創業250周年を迎える。それを記念し、「Les Tiroirs du Temps~時の引き出し」と題した企画展が、世界の主要な直営ブティックにて開催される。日本では10月下旬にブレゲ ブティック銀座にて本開催が予定されているが、それに先駆けて6月9日(月)から15日(日)まで、同ブティックのあるニコラス・G・ハイエックセンター 14階「Cite du Temps GINZA(シテ・ドゥ・タン ギンザ)」にて特別開催される(入場は予約制)。

 この企画展は、ブランド創始者のアブラアン-ルイ・ブレゲをはじめ、メゾンが持つ先見性のあるアイデア、それを形にした人々、そして時計製造の未来を紡ぎ続ける人々へオマージュを捧げるもので、ブレゲの歴史と革新性を通じてその世界観に触れることのできる、またとない機会となる。

 展示の目玉は、スイスから特別に取り寄せられた懐中時計の「No.1160」、通称「マリー・アントワネット」。これは、18世紀にアブラアン-ルイ・ブレゲが王妃のために手がけた伝説的な超複雑時計「No.160」を忠実に再現したレプリカで、時計製造の極致ともいえる芸術的な作品。永久カレンダーやミニッツリピーター、均時差表示、温度計など、当時考案されていたあらゆる機構が盛り込まれている。

 また、池田理代子原作『ベルサイユのばら』13巻で、アブラアン-ルイ・ブレゲとマリー・アントワネットの親交、そして「No.160」を取り上げたエピソードがあることから、今回は池田理代子プロダクションの特別協力のもと、関連イラストが会場演出に用いられる。華やかで物語性に富んだ演出も、この展示の魅力のひとつとなっている。

 ブレゲの革新と芸術性、250年の時の重みを体感できるこの特別展。時計愛好家ならずとも見逃せないイベントである。入場予約はこちらから。

text:the rake

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 声優・田村睦心さん、『吸血鬼すぐ死ぬ』『小林さんちのメイドラゴン』『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』『魔神創造伝ワタル』『百姓貴族』など代表作に選ばれたのは? − アニメキャラクター代表作まとめ(2025 年版)

    アニメイトタイムズ
  2. 【夫に32年間幽閉される】呪いの手紙を残した悲劇の王妃ゾフィー・ドロテア

    草の実堂
  3. 【2025年6月】今っぽくしたいならマネして。最新ベビーピンクネイル

    4MEEE
  4. 【タコス通信 #4】野毛で出会った本格派! 人生初「サボテンのタコス」にかぶりつく / 野毛 『AFRO TACOS』

    ロケットニュース24
  5. 【動画】大阪三大夏祭り「愛染まつり」開催へ 愛染娘が盛り上げる

    OSAKA STYLE
  6. こなれ感が加速する。不器用さん向け「ワンポイントお花ネイル」のやり方

    4MEEE
  7. 自分にぴったりな服がみつかる!華奢見えが狙える「ワイドパンツ」5選

    4yuuu
  8. 【初公開】全貌が明らかに!二条駅前「BiVi二条」6/20リニューアルオープン!

    キョウトピ
  9. アニメ『地縛少年花子くん2』後編キービジュアル&30秒CMが解禁! OP&ED主題歌や新キャスト情報も一挙発表

    PASH! PLUS
  10. <弟嫁が母に激怒>実家に置いてあった弟の荷物を家に送ったらトラブル発生!中身はなんと……

    ママスタセレクト