40代以上の「垢抜けのコツ」は? 著書累計10万部突破!スタイリスト・杉山律子さんにインタビュー
毎日が発見ネット世代を代表する魅力にあふれた"あのひと"。美しく年を重ね、いまをポジティブに過ごされる彼女たちの姿に惹かれている方も多いはずです。そこで毎日が発見ネットでは、素敵な彼女たちの魅力に迫るべく「発見隊」を発足! 今回はそんな「発見隊」メンバーのひとり、杉山律子(ritsuko_sugiyama)さんにお話を伺いました。
『クローゼットは3色でいい』(KADOKAWA)、『ファッションの主役は1つ』(KADOKAWA)などファンションに関する書籍を多数執筆し、その著書累計は10万部超という杉山律子さん。顔立ちや雰囲気に合った「一番、素敵に見えるスタイル」を提案するパーソナルスタイリストとして活躍されています。
垢抜けのコツは...どこかに「白」を取り入れる
──2024年9月に最新刊『パーソナルスタイリスト直伝 「何を着ても似合わない」を解決するすごい垢抜けテク』を発売されました。歳を重ね、ふとしたときに、「何を着ても似合わない...」という思考の渦に落ち込んでしまったとき、気を付けたいポイントはあるのでしょうか?
杉山さん:主張の強いアイテムや、トータルコーデの色数をおさえることが大切です。
インスタに投稿されたある日の杉山さん。「全身黒コーデなのでアクセサリー多めに♡」
──杉山さんの提唱する「白を入れた3色ルール」とはどのようなものなのでしょうか? 押さえるべきポイントはありますか?
杉山さん:『抜け色』の白、『締め色』の黒・ネイビーなど、『中間色』のベージュ、グレーなど、それぞれのカテゴリーから1色ずつとった3色でコーディネートするルールです。どこかに白を取り入れることがポイントです。
地味になってしまいがちなときの垢抜け対策としても「どこかに白アイテムをプラスする」ことがポイントになるそう。杉山律子さんの「白」使い、気になります!
ある日のコーデは、アイボリー系の小物で抜け感を。甘めのワンピースにショートパンツを合わせ、
カジュアル感を出すというテクニック!
オシャレは「どう合わせるか」がすべて
「シンプルコーデの強い味方」という黒のカサブランカをプラスした、ある日のコーデ
帽子が好きすぎて壁面収納されているのだとか
──年齢を重ねたことで、ファッションを楽しみたいけどなんとなく躊躇してしまっている人も少なくありません。そんな方々にメッセージをお願いいたします。
杉山さんのインスタグラムには参考にしたいコーディネートやビフォアアフターがたくさん!
杉山さん:私も年を重ねて派手な服は着なくなりましたね。オシャレは「どう合わせるか」がすべてだと思っています。トレンドだからとか、似合う色だから、とむやみに取り入れるのではなく、「何と合わせるか」「自分らしいか」を意識するとよいのではないでしょうか。
明日からすぐに取り入れたい"杉山流のおしゃれメソッド"。年齢を重ねたことで、今まで着ていた服が「なんだか似合わない...」とお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。