「食事」は私たちへの日々のギフト 心と体を励ます元気メシ!ANNAさんにパワーの秘訣を聞く
何かに熱中しながら、ときに仕事に追われながら忙しく過ごす毎日。そんな中で、ちょっと立ち止まって考えてみませんか、自分と大切な人の食事のこと。BAYFMの番組「miracle!!」を担当し、明るく愛のあるトークで、いつもラジオを通じて元気を届けているANNAさんのSNSにはおいしそうな料理の写真がたくさん。食を通じて、毎日の生放送をエネルギッシュに駆け抜けるパワーの秘訣を聞いてみました。
写真/北村みのり
ANNAさん
千葉県出身のパーソナリティー。2女の母。キャストコーポレーション所属。
X(旧Twitter)/@annahanashi
Instagram/@annahanashi
食事でつながる娘たちとの関係
BAYFMのスタジオにいつも持参している補食は見た目が全然映えないんですよ。白米に玄米、発芽押麦、もち麦を混ぜて炊き、こめ油、梅干し、乾燥ワカメを混ぜただけ。炊き立てを耐熱袋に入れて持参して食べるときに握ります。朝は40分以内で家事を終わらせたいので、握る時間がもったいない。高校生の娘たちの帰りを待っていると寝るのが遅くなっちゃうときもあるけど、睡眠時間が5時間を切ると声が枯れちゃうので、なるべく朝の支度は早く済ませたいのです。
ただ自分には手をかけないけど、人に出すものはめいっぱい手をかけたい。酸っぱいものを出して、甘いものを出して、肉、ごはん、汁物があって。食感や色合いを感じてほしい。それが直接的ではないけど元気につながるし、元気ってそういうところから付くでしょ? 特に娘たちは思春期真っただ中で、自分の部屋に閉じこもっていることが多いし、ごはんでしかつながれなかったりするのでね。
ラジオの役割 キラッと光るメールを見つける
ラジオの世界で生きてきて約30年。自分の中で「もうちょっとここの声をきれいに出したい」とか課題が出てきて、乗り越えていくのが楽しくて。ここが本当に自分の居場所です。毎日どんなメッセージが来るか分からないけど、バーッと目を通しているとキラッと光るメールがあるんですよ。ラジオを必要とする人が何となく分かって「これは今日読まないと!」ってね。その人に合わせた気の利いた一言、自分だったらかけてほしい言葉は何だろうって。ウナギで言うタレみたいな。白焼きもいいけど、やっぱりタレをかけたらおいしいじゃない。ラジオはそんなタレみたいな役割だと思う。
体調維持のため 気遣う食事
生放送に合わせて、朝の家事や身支度のルーティンはなるべく変えないようにしています。ひとつでも変えるとリズムが狂っちゃうから、夜食べる物も大体一緒で、平日は生ものは食べないように気をつけたり。
とにかく野菜が好きで、キラキラした野菜は持った時に分かるんですよ。「いいキュウリね」ってスーパーで野菜と会話して。野菜は余ったら週末カレーにすれば何とかなるし、私の元気カレーには残り物のきんぴらとか、いろいろ入ってます(笑)。
3時間の生放送はエネルギーをめいっぱい使うから、食事は確実においしいと思える粗食でOK。一番好きな食べ物はお茶漬けで、温かくてホッとするし、私にとってはごちそう。日本茶だけはちょっといい物を買ってます。シンプルでしょ? 私ってあれもこれもっていう欲はあまりないんですよ。でもね、トークが上手くなりたいって欲だけはずっとあって。料理でいう「だし」のようなうま味やマイルド成分をどうやったら出せるのか、日々の番組を通して、ずっと考えてます。
DJ ANNA BAYFM「miracle!!」
「ラジオが楽しい!」と話すANNAさんが担当するのは、月曜から木曜の午前9時からお昼まで、3時間生放送のラジオ番組。毎回テーマを決めてメールを募集するので、投稿すればANNAさんに読まれるかも!? メールはanna@bayfm.co.jpまで。
番組公式X(旧Twitter)/@bayfm_miracle
ホームページ/https://program.bayfm.co.jp/anna/