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ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる。常識を覆すたんぱく質の研究結果【1分でサクッと読める雑学】

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ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる。常識を覆すたんぱく質の研究結果【1分でサクッと読める雑学】


テレビ番組でも活躍中のクイズ作家・近藤仁美さんが集めた珠玉の雑学をご紹介。「ピラミッドの頂上にはカフェがあった!?」「ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる!」など、知ればきっと誰かに教えたくなること間違いなし!『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』に収録の雑学を厳選。ちょっとした話題作りに役立ててみてはいかがでしょうか。


※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。


ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる!


卵はゆでるとなぜ固くなるのだろうか。これは、生き物のたんぱく質には熱で固まる性質があり、卵はそんなたんぱく質を豊富に含む食材であるためだ。では、一度固まった卵は元に戻せないのだろうか。結論からいえば、かなりの手間をかければ生の状態にすることができる。具体的な方法は、ゆで卵に尿素を注入し、特別な装置にかけ、圧力を加えるというもので、状態が戻ったところで正直おいしそうには感じられない。


ちなみに、この研究はイグノーベル賞という賞に輝いている。イグノーベル賞とは「人々を笑わせ、そして考えさせる」研究に対して与えられるもので、日本勢は受賞の常連だ。たとえば、1992年の医学賞は足の匂いの原因となる化学物質の特定に対して贈られ、2020年の音響学賞はワニにヘリウムガスを吸わせるとヒトと同じように声が高くなるという発見が対象となった。興味深すぎる研究の数々が毎年注目される賞である。

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