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【キシャメシ】R&BシンガーTSUNEIさんとポンポ子(新潟市中央区)で「連れチャーハン」&インタビュー

にいがた経済新聞

本日は魚沼市出身のR&BシンガーTSUNEIさんとランチの約束。

8月に3枚目のアルバム「Room Song’s」をリリース。TOKYO FMのパワープレイ「ブランニューソング」に決定するなど順調な滑り出し。

10月には歌手生活15周年を記念して新潟市で初のホールライブ。充実の秋に向けてエネルギー充填待ったなしの彼女だ。

事前にランチのリクエストを聞くと意外にも「ポンポ子が良い!」と返事。

いや、もちろん知っているけど…. おしゃれなカフェ飯とかじゃないんだね…

マスターと記念撮影。「いろいろお世話になっている。本当に美味しいものは、優しい人でなきゃ作れない」(TSUNEI)

彼女のこれまでの楽曲を知っているだけに「デカ盛り町中華」のポンポ子(新潟市中央区)は、正直、イメージできなかったな。いや実際ウマい店なんよ、ポンポ子。長くやっている有名店だから、昼時はいつ行っても混んでいる。熱烈なファンがついていることで知られ、記者もかなり熱烈なのだ。

「胃袋が崩壊している」と言われるらしい

― ポンポ子さんは、よくご利用で?

「大好きなんですよ 7年前にロケでお邪魔して、その後もポスターを張ってもらったり、いつもお世話になっています」

― …もしかして良く食べる方?

「胃袋が崩壊してる、と言われます(笑)はじめてポンポ子に来た7年前に比べたら、今はそんなに食べられなくなったけど。7年前は五目チャーハンと味噌ラーメンを完食して、その後にもう1軒行きましたからね」

マジか…ポンポ子のボリュームを知っている人なら、女子でこれを平らげることがいかにスゴイかわかるはず。成長期の男子高校生かいな。

「でも大喰いタレントで勝負できるほどじゃないのが、なんとも中途半端(笑)せいぜいで『デートしたら相手に引かれる』程度の大喰い」(TSUNEI)

本日は、彼女とマネージャー、記者、3人でのランチだったが「一番好きなものを食べよう」ということにしたら、なんと3人ともかぶってしまう。そうポンポ子の大人気メニュー「五目あんかけチャーハン」(税込900円)。やっぱそうなるかあ…

雑談しているうちに着皿。おおー今日も盛り良いなー、これで普通盛りだもの。メニューがとても豊富なポンポ子なのだが「昼時の満席時に周りを見渡したらみんなこれを食べていた」という光景を何度か見たことがある。

「!!おーいしー!!ホント美味しいですよねー」(TSUNEI)

たしかに100人食べたら101人美味しいと言うだろうね、ポンポ子の五目チャーハン。

まさに安定のウマウマ。米一粒一粒に主張があるパラパラ&しっとりのバランスが良いチャーハンに、具だくさん中華あんがたっぷりとかかっている。混然一体となった美味の塊を咀嚼する幸せ。このチャーハンが来ちゃうと、まあ、3人とも無言になる。

普通の女子なら、なかなか歯ごたえがあるボリュームの「五目あんかけチャーハン」(税込900円)

数分後、あっという間に3人ともほぼ同時完食。すっかり満腹になってインタビュー再開。

― コロナ禍も過ぎ、ようやくイベントや人が集まる場所も増えてきた。ステージを仕事場とする人たちにとっては辛い期間でした

「この秋からですかね、ようやくコロナ前の感じに戻ったのは。夏のイベントは(コロナ前より)かなり減った印象。猛暑の影響かなあ、と。コロナ禍で制限があって大変だったのは確かですが、コロナがあったからこそ増えた『やれること』や『できた取り組み』もある。「Room Songs」もその一つです」

― 8月にリリースされた3枚目のアルバム「Room Songs」。これまでのTSUNEIと違った魅力も詰まっていて…

「コロナ禍で「発信ができない」「ライブに出られない」「人に会えない」といった時間を過ごし、どうやって『動いている私』を伝えようかと考えた時に、YouTubeチャンネルで『部屋の中で作ったワンフレーズしか出来ていないような曲を、録って出しで50曲発信する』という企画をやったのですが、その中から選んで作ったのが3枚目のアルバム『Room Songs』なんです。まさに部屋の中で制作したアルバムなので、今までよりもソフトな歌い方になっている部分もありますね。実際、コロナ禍は苦しかったけど、結果として『やれること』は増えたと思います。具体的にはデザインや映像制作など」

― 10月12日には新しいアルバムを引っ提げて新潟市江南区でホールワンマンライブを。地元新潟では初めてですが、どんなステージに?

「今回はアルバムを引っ提げて、というより歌手活動15周年の記念といった気持ちが強い。だから新譜ばかりでなくこれまでの曲もたくさんやりたいです。今回は舞台演出や衣装にこだわりを表現しているのでお楽しみに」

「15周年はひとつの節目だけど、まだ止まらない」

― 15周年をひとつの節目ととらえて?

「もちろん想いはありますが、まだまだ止まる気はないので。まだ夢の途中過ぎるから(笑)レベルアップしていきたい。昨年のインタビューで語った夢の一つ、台湾公演も実現したいですね。サブスクを聞いてくれている人がいるのでね」

彼女を見ていて「良い流れ、来てるな」と感じる。3枚目のアルバムと10月のライブが、ブレイクスルーの起爆剤になる予感。

にしても「誰かと一緒にキシャメシ」のシリーズ化、悪くないなこの企画。

(編集部I)

【ポンポ子】

新潟市中央区南長潟5-1

営業時間 11:30~14:00  18:00~21:00

定休日 水曜

<グーグルマップ>

TSUNEI(ツネイ)

新潟県南魚沼市出身、1988年1月26日生まれ。

大好きだった亡き祖父の名前「つねいち」がその名の由来。ハタチの時に12歳の自分から届いた「歌手になっていますか?」という手紙に後押しされ歌手活動を開始。全国各地でのライブを精力的に行うとともに、CMソングやテーマソングなどの楽曲制作を数多く手掛けている。

2020年2月にはOvallのShingo Suzukiが全曲アレンジをしたアルバム『Into』をリリース。さらに2022年11月、自身初のフィーチャリングアーティストを迎えた楽曲『夜空に描いた物語feat.Salyu』を配信リリース。

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