『生田警察署』建て替えに向けて動き出してる。工事中は仮庁舎へ
神戸の繁華街を管轄する「生田警察署」の建て替え計画が進み、設計業者を募集する段階に来ています。神戸市中央区中山手通2-2-25
「生田警察署」があるのは、三宮の山側、山手幹線沿いの「神戸税務署」の横です。
山手幹線を挟んで北野エリアが広がり、東を向くと「東門街」など繁華街が広がる場所。
西隣は「生田神社」で西側の鳥居と向かい合う形であります。南へ行くと旧「東急ハンズ」があるところ。
ちなみに、東急ハンズ跡は最近取り壊し工事が始まってます。
※東側から見た建物
1977年(昭和52年)に建てられた11 階建ての現庁舎。建て替えの理由は、防災拠点に求められる「耐震基準」を満たしていない上に、外壁の一部が崩落するなど老朽化が進行しているからとのこと。
排水管が漏水していたり、古い空調は修繕部品がなくなってしまっている状態なんだそう。
正面玄関は、階段になっていて身体の不自由な人などは「インターフォン」で係の人を呼んで対応してもらう形。
バリアフリーなどは、あまり意識されてなかった時代だったんだなと感じるところ。
新たな生田警察署は「10階建て」と今よりも階数は減りますが、面積は広くなる計画です。
事件などの多い歓楽街や連携機会が多い区役所に近いなど地理的に有利ということもあって、別の場所ではなくいまと同じ場所にできる予定。
取り壊し工事の間どうするのか気になるところですが、兵庫県警横の「県庁南駐車場」にプレハブ庁舎を建て仮移転することになります。
現在、設計する事業者を募集しているところで、2026年以降に現庁舎を解体し、2030年に新庁舎へ引っ越すようなスケジュール感です。
工事には「4年」ほどかかる計算。今の場所から少し離れるので影響などが出ないといいですね。