【喜多方市・会津若松市】昭和レトロな老舗喫茶店3選
喜多方市・会津若松市の昭和レトロな雰囲気を楽しめる老舗喫茶店3店を紹介。昔懐かしい“レトロ喫茶巡り”を楽しんでみませんか?
【昭和51年創業】珈琲専門店 煉瓦(れんが)[喜多方市]
コーヒーを愛した先代のこだわりを受け継ぐメニュー
喜多方市の『煉瓦(れんが)』は、その名の通り、レンガ造りの建物が目を引く喫茶店。外観だけでなく店内もレンガで覆われており、時を重ねてくすんだ風合いが空間全体をセピア色に染めている。
コーヒーは“専門店”をうたう通り、様々な種類を取り揃えており、名物は時間をかけて水で抽出する「ダッチコーヒー」。モカやコロンビアなどストレートコーヒーは1杯ずつサイフォンで入れるのが先代からのこだわりだ。
フードはコーヒーの香りを邪魔しないようあまり火を使わないメニューと決めており、軽くつまめる「ピザパイ」が人気。ピーマンやベーコンなどの具材をたっぷりのチーズでまとめた懐かしい味わい。
珈琲専門店 煉瓦(れんが)
住所
喜多方市町田8269-1
電話番号
0241-22-9183
営業時間
7:00~16:00
休み
不定休
駐車場
あり
備考
キャッシュレス決済/不可
【昭和48年創業】珈琲館 ひろ[会津若松市]
先代の思いと味を受け継ぎ、地域を見守るサードプレイス
本格的なログハウスのたたずまいの会津若松市『珈琲館 ひろ』。壁に掛けられたフェルメールやルノワールの絵画は、先代マスターが趣味で集めたものだそう。2025年現在は、先代の姪が店を切り盛りする。コーヒーの入れ方や仕入れている豆、フードメニューの味まで、先代が作り上げたスタイルを今もそのまま踏襲している。
人気の「ビーフカレー」も50年続く味。玉ねぎなどの野菜と牛肉のうまみが溶け込んだルウはなかなかにスパイシーで、ご飯が進む。アイスコーヒーとあんこの意外な組み合わせが楽しい「コーヒーぜんざい」はデザートにもぴったりだ。
珈琲館 ひろ
住所
会津若松市蚕養町4-46
電話番号
0242-25-3181
営業時間
10:00~17:00
休み
毎週木曜日、第3水曜日、第1・3日曜日
駐車場
あり
備考
キャッシュレス決済/不可
【昭和51年創業】珈琲館 蔵[会津若松市]
蔵の中に広がる異空間に、不思議と心が落ち着く名店
会津若松市にある喫茶店の中で、ひときわ異彩を放っている『蔵』。明治期に建てられた米蔵を利用しており、外観は白壁にレンガ造りのアプローチが映える瀟洒なたたずまい。極め付きは、店内を見下ろすように高さ12尺の観音像が鎮座する。
現在提供しているメニューのほとんどは先代が考案したもので、一つひとつ手作りするスタイルを今も守り続けている。「海老のパングラタン」もその1つ。分厚い食パンをくり抜き、手作りのホワイトソースを入れて焼き上げた一皿は、見た目のインパクトも相まって老若男女問わず大人気だ。
オリジナルのコーヒーと合わせれば、「蔵」の独創性がより感じられるかもしれない。他にも、充実した食事メニューが揃う。
珈琲館 蔵
住所
会津若松市中町4-20
電話番号
0242-27-3791
営業時間
10:00~20:00
※閉店時間は変更になる場合あり
休み
不定休
駐車場
4台
備考
キャッシュレス決済/PayPay、他