なすの切り方をマスター!基本の下ごしらえまとめ
がく・へたの取り方
へたの取り方
まずはなすを切る前にへたを取りましょう。へたの取り方はとっても簡単!へたとがく(とがった部分)に包丁を入れ、ストンとへたを落とします。
どんな切り方をするときも、基本的にへたは取ってしまいます。ここからいろいろな切り方に入っていきましょう。
がくの取り方
なすを可愛らしい形で仕上げたい場合は、へたを残してがくだけを取り除きましょう。丸ごと焼いたり、揚げ煮にする場合にがくを取ることが多いです。
ひらひらしたがくとへたの間に包丁を入れ、切り落とさずにぐるりと回すように切りこみを入れていきます。あとはがくをむいて完成!
縞目に皮をむく方法
見た目も美しい縞々模様のなす。こちらは主に汁物に使う場合の皮のむき方です。汁物に皮が丸々ついたなすを使うと、汁が黒くなってしまいます。
「皮を全部むけばいいのでは?」となりそうですが、皮に集中しているなすの栄養を残すため縞々に皮をむきます。味がしみやすくなるというメリットも!
皮のむき方
縞々に皮をむくといっても、工程はとっても簡単!なすを手に持ち、へたを落とした部分からピーラーをかけていきます。数カ所ピーラーで皮をむいたらOK!
なすの切り方〜輪切り〜
それでは実際の切り方に入っていきましょう。まずは輪切りから!輪切りは煮込み料理や炒め物など、さまざまな料理に使える万能な切り方です。
料理に合わせて厚みは調整するようにしましょう。汁物に入れる場合は、縞目に皮をむいてから輪切りにすると良いですよ。
切り方
切り方はとっても簡単です。へたを落としたなすを横に置き、順々に切っていくだけ!お好みの厚さに調整しましょう。
なすの切り方〜半月切り〜
輪切りの次は半月切りの登場です!半月切りも煮物や炒め物などさまざまな料理に活用できます。大きめのなすは輪切りにしてもひと口が大きい場合があるので、そういったときには半月切りにすると良いですよ。
半月切りのなすをさらに半分にカットすると、いちょう切りになります。
切り方
へたを落としたなすを縦半分に切ります。
なすの切り口を下にして置き、端から順々に切っていけばOK!
なすの切り方〜乱切り〜
こちらでは乱切りの方法を紹介!乱切りにしたなすは存在感があるので、なすがメインになるような料理に使うと良いでしょう。たとえば「鶏肉となすの炒め煮」など。
なすの大きさは切る際に調整しましょう。お子様が食べる場合は小さめにカットすると良いかもしれませんね。
切り方
へたを落としたなすを横に置き、なすを回しながら斜めに包丁を入れていきます。これを最後まで繰り返せばOK!
なすの切り方〜薄切り〜
薄切りにしたなすは炒め物に使えば食べやすく楽しめます。あるいは浅漬けや和え物など、副菜として小鉢に盛る料理に適しているでしょう。
今回はより一般的な薄切りの方法をご紹介しますが、「天ぷらに使う場合の薄切り」も存在します。その場合はへたを落としたなすを縦にスライスしていけばOK!
切り方
縦半分に切ったなすを、斜めに薄く切っていきます。こうすることで長さが出て、見た目も美しく仕上がりますよ。
なすの切り方〜細切り〜
細切りにしたなすは、主に和え物などに使う場合が多いでしょう。塩を振って水分を出し、めんつゆやお好みのタレで和えて食卓へ!
縦にスライスしたなすを細切りにする方法もあります。その場合は「マーボーなす」など炒め物に使用すると、なすの存在感を楽しめるでしょう。
切り方
薄切りにしたなすを段々になるように並べ、端から切っていくだけです。この場合も料理に合わせて細さは調節しましょう。
カットしたらあく抜きを!
なすはあくが強い食材なので、カット後すぐに料理に使わない場合は、あく抜きをするようにしましょう。あく抜きをしないと、黒ずんでしまい、えぐみも出てきてしまいます。
切ったらすぐにボウルなどに入れ、水にさらし10分ほど経てばOK!揚げ物や炒め物の場合はカットしてすぐに調理に入ると良いですよ。
なすの切り方をマスターしてさまざまな料理へ!
いかがでしたか?なすは扱いやすい食材なので、どんな切り方でも簡単にできるはずです。汁物に使う場合は縞目に皮をむいてからカットするなど、工夫次第でより料理がおいしく仕上がるでしょう。
なすは味がしみ込みやすく、また油との相性がバッチリな食材です。揚げなす、揚げ浸し、煮浸し、蒸しなす……あるいは、ピリ辛のマーボーなす!優秀食材であるなすを使って、白いご飯がもりもり進む料理にトライしてみましょう。