【松戸市】常盤平団地をきっかけに 健康ウオーキングプログラムTOKIWALK
常盤平団地エリアにおけるSDGs推進の取り組みの一環として、松戸市とUR都市機構と千葉大学の官民額一体で開発・設置中の健康ウオーキングプログラム「TOKIWALK(トキウオーク)」。
去る3月23日に、実際にコースを体験するウオーキングイベントが行われました。
60余年、多くの人たちを育てた緑の住宅街
常盤平団地は日本住宅公団(現在のUR都市機構)によって建設され、1960年に入居開始。
東京のベッドタウンとして松戸市の発展に大きく寄与してきました。
開発前からある松林に加え、団地建設時に植えられた木々も60余年を経て大きく成長。
豊かな緑はこの団地の特徴です。
TOKIWALKは、このような景観を歩きながら楽しめるプログラムです。
当日はあいにくの雨模様でしたが、24人が元気に参加。
初めに、このプログラムの目的が「常盤平団地を楽しく歩くことで団地の魅力再発見を目指すこと、おのずと健康になれる街づくりの研究」にあることなどの説明を受けました。
チェックポイントは常設で22カ所
その後、6人ほどのグループに分かれて、4種類のモデルウオーキングコースに。
「新・日本街路樹100景」にも選ばれた、常盤平駅から南に延びるけやき通りを中心に東西に分かれたコースは、それぞれ1キロメートルほど。
この日初めて出会った仲間と談笑しながらのウオーキングです。
歩き始めると雨も上がり、あちこちに設けられたチェックポイントをスマホで読み取りながら、常盤平の歴史とともに伸びた樹木の並木や木立を1時間ほどで巡りました。
ウオーキングの終点、中央商店街「望(のぞみ)のひろば」では、歩幅の計測も行われました。
健康なウオーキングには適正な歩幅が肝心とのことで、皆さん「今後の目標にします」と話していました。
緑豊かな街並みを未来に伝えるこの試み。
チェックポイント22カ所は常設で、中には見つけるのが難しいポイントも…。
広々とした歩道や公園を歩いて、新緑の風景を探すのも楽しそうです。(取材・執筆/にゃっつ)
※問い合わせ
電話番号/047-704-4006
松戸市 総合政策部 政策推進課 SDGs推進担当室
https://www.city.matsudo.chiba.jp/shisei/keikaku-kousou/sdgs/tokiwalk.html