「ふれあい」で運動習慣 県主催の体操教室で
県主催の「親子ふれあい体操教室」が2月1日に、えびな市民活動センタービナスポで開かれ、(一財)春秋会(本多緑子理事長)が海老名市で運営する保育園「ふたば愛子園」の親子28組が参加した。
同教室は、子どもの運動習慣の形成と保護者の行動変容を目的にスポーツ庁が2022年に開始した「幼少期からの運動習慣形成プロジェクト」を受けた取り組み。県は地域の保育園や幼稚園の協力を得ながら定期的に教室を実施。今年度は海老名市のほか、三浦市や川崎市でも行っている。
この日は川口短期大学専任講師の藤田倫子さんを講師に招き、鬼ごっこや風船遊びなどで身体を動かした。
県の担当者は、幼少期の運動習慣づくりは成人以降の健康保持にも影響があるといい、園児の様子を見守っていた同園職員は「保育園で過ごしている時よりもパパやママと遊んでいるいる方が表情がイキイキして見える」と目を細めた。
4歳の子どもと参加した保護者は「共働きなので、子どもに向き合う機会が少なく感じていた。コミュニケーションも図れて、自分にとっても良い運動機会になった」と感想を話していた。