乙浜港でのサビキ釣りでイワシ50尾キャッチ【千葉】夕マヅメに群れ回遊
5月中旬、千葉・南房の乙浜港にクロダイ狙いで釣行した。しかし本命クロダイのアタリはなく、夕マズメからサビキ仕掛けでイワシを狙ってお土産を確保した。
乙浜港でフカセクロダイ釣行
当日は晴れ、南西風がやや強く吹く予報だが釣りに支障はない。潮回りは中潮で、館山地区は5時20分に潮位153cmで満潮、12時37分にマイナス5cmで干潮となる。
5時ごろ到着し、駐車スペースから近い場所を確保。港内の様子を見ると、潮は澄んでいてクロダイ狙いには厳しそうだ。
用意したコマセは、オキアミ3kgにマルキユーのチヌパワームギスペシャル、オカラだんご各1袋を混ぜ合わせて作成。ていねいに水深を測り、タナは海底スレスレの5m付近で始める。
本命クロダイは不発
エサ取りはなく、生オキアミを使用。風が強いので、立ちウキのトップを抑え気味にしてアタリを待つ。しばらくすると、ウキがスポンと入ったのでアワせる。軽い手応えで上がってきたのはショゴ(カンパチの幼魚)。まだ小さいので優しくリリース。
夕マヅメにイワシ回遊
その後、本命のアタリはなく干潮を迎えると水深が極端に浅くなって一時休憩。上げ潮になった15時くらいから再開する。
やがて、夕マヅメに近づくと、足元にイワシの群れがちらちらと回遊。土産にいいのでクロダイ狙いを中断、サビキ仕掛けで狙ってみる。
常温保存できるマルキユーのアミ姫をコマセカゴに多めに入れてテンポよく打ち返すと、群れが寄ってきてヒット。
鮮度よく持ち帰るように、10尾ほど釣れたら氷が効いたクーラーへ。群れを足止めさせるため、仕掛けの投入~ハリ外しの一連の作業を速める。
サビキ釣りで好土産
順調に数が伸び、途中釣れない時間もあったが、群れが通ると連発するパターンが1時間続く。50尾以上キープしたところで、釣り場を洗い流して18時に終了した。
残念ながら本命のクロダイは釣れなかったが、持ち帰ったイワシは唐揚げやツミレ汁にして食べると美味しく、海の恵みに感謝。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年5月31日号に掲載された記事を再編集したものになります。