CS争いの救世主となるか、DeNA・濵口遥大が1カ月半ぶりに先発 中10日の阪神・青柳晃洋と対決
濵口遥大が8月6日の中日戦以来の先発
横浜スタジアムで行われている3位・DeNA と2位・阪神の2連戦。序盤から点の取り合いとなった第1戦に勝利したDeNAは、濵口遥大が8月6日の中日戦(岐阜)以来、約1カ月半ぶりに一軍のマウンドに上がる。
8年目左腕は今季ここまで9試合に先発して2勝4敗、防御率2.89をマーク。QS(6回以上自責点3以下)は3度記録している。8月7日に登録を抹消されて以降、二軍で6試合に登板。直近では9月14日の西武戦(平塚)で2番手として登板し、2回30球を投げて無安打無失点に抑えていた。そこから中6日で今日の登板を迎える。
阪神戦には今季2試合に登板して0勝1敗、防御率3.48の成績。前回対戦となった4月24日(横浜)の登板では、5回111球4安打6四球と乱調も1失点にまとめ、最低限の仕事は果たしていた。
ただ、いずれの登板もチームは黒星を喫している。チームは4位・広島とクライマックスシリーズ争いの真っただ中。今季3度目の阪神戦で貴重な勝利をもたらす投球を見せたいところだ。
前回5回2失点で5カ月ぶり白星挙げた青柳晃洋
一方、阪神の先発は青柳晃洋。今季の開幕投手を務めた右腕はここまで10試合に先発して2勝3敗、防御率3.54、QSも4度のみと不本意な数字が並ぶ。前回登板した10日のDeNA戦(甲子園)では、5回79球を投げて4安打2失点で、約5カ月ぶりの勝利を挙げた。そこから中10日で再戦のマウンドに上がる。
DeNA戦には今季2試合に登板し、1勝0敗、計10イニングを投げて5失点。前回敵地で登板した5月10日の試合では、5回125球を投げて4安打5四死球3失点とピリッとしない内容だった。
6月から約2カ月半、酷暑の夏場を二軍で過ごしてきた背番号17。今日のデーゲームのマウンドでその経験を生かすことができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・山野太一-中日・福谷浩司(神宮)
広島・アドゥワ誠-巨人・横川凱(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
ロッテ・小島和哉-西武・松本航(ZOZOマリン)
オリックス・山下舜平大-日本ハム・北山亘基(京セラD大阪)
ソフトバンク・L.モイネロ-楽天・瀧中瞭太(みずほPayPay)
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記事:SPAIA編集部