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初心者でもかんたん!一度はチャレンジしたい「タコ釣り」ベストシーズンと仕掛・釣り方ガイド

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初心者でもかんたん!一度はチャレンジしたい「タコ釣り」ベストシーズンと仕掛・釣り方ガイド

コリコリした歯ごたえが癖になる「タコ」。刺身でも火を通しても美味しく、日本の食卓にお馴染みの食材です。そんなタコですが、釣るのは難しそうと思う方も多いのでは? 実はタコは魚と同じように意外とかんたんに釣ることができます。
今回は「タコ釣り」のポイントや注意点について紹介するので、一緒に確認していきましょう。

タコ釣りがより楽しめるおすすめの時期

タコの釣れる季節

タコ釣りのベストシーズンは5月~9月の夏場。タコは暖かい水温を好み、シーズン序盤の5月~6月は親タコと子ダコが混じっているため、大きいサイズのタコが釣れることも。6月~8月ごろは子ダコの割合が多くなり、サイズは小さいですが最も釣果が期待できる時期となります。ただし、あまりにも小さいタコは持ち帰らずにリリースしてあげましょう。

冬場もタコは釣れますが、数はあまり望めません。タコは冬にかけて大型になっていく傾向があるため、数よりもサイズをねらいたい方には、冬の釣りも適しています。

タコ釣りのベストシーズンは5月~9月上手くねらうなら…時間帯や天候も考慮

タコは夜間に捕食活動をおこなうため夜行性が強く、や薄暗い朝夕の時間帯が釣れやすいのでおすすめです。ただし、足下を探りながら釣る必要があるので安全への配慮が必要。タコ釣りが初めての方は、真っ暗な夜よりも少し明るさの残る朝や夕方の方が安心して挑戦できます。

また、タコは真水を嫌う性質があるため、雨の日には注意が必要。雨が降るとタコの動きが弱まったり、雨の影響が少ない場所に移動したりすることもあります。雨の日や雨のあとは釣れにくくなるため、あらかじめ天気予報を確認して計画を立てましょう。

タコ釣りの方法は複数あり!

足下も沖も、タコの潜むポイント!

タコは堤防や漁港の護岸、船からでも釣ることができますが、初心者には堤防が安心して釣りを楽しめるおすすめの場所です。とくに堤防のつなぎ目割れ目、岩の陰などがねらい目。こうした場所にはエサとなる貝類やカニが豊富にいるため、タコが集まりやすく釣れる確率も高まります。
日中は隙間に潜んでいるため、あえて隙間に向かって仕掛を落とすと、かんたんに釣れることも。タコが多く潜む堤防は、初めてでもタコ釣りの魅力をしっかり味わえます。

タコは堤防の足下の岩陰やスリットに潜んでいることが多い

堤防から沖に向かってキャストしたり、船釣りで沖に出たりする方法もありますが、ピンポイントにタコの隠れ場があるかの判別ができません。そのため沖のタコをねらう場合は、海底を探るように仕掛を引いてタコを釣っていくのがポイントです。
そして、タコは掛かれば、魚と比べて独特な重みが竿を通して伝わるのが特徴。根掛かりと間違えないように慎重に判断する必要があります。

ただし…タコ釣りではルールを遵守!

タコ釣りでは、場所によって漁業権が設定されている場合も。漁業権を侵害すると密漁とみなされ、罰則を受けることもあるため注意が必要です。釣りをする予定の場所で、タコが漁業権の対象となっていないか事前に確認しておきましょう。

タコは貴重な水産資源。漁業権が適用されているエリアでの釣りは控えよう

釣り方に合わせた仕掛を選ぼう!


「タコジグ」でねらう場合…

タコ釣りでは場所や釣り方に合わせて仕掛を選ぶことが大切です。タコ釣りに適した仕掛は大きく分けて「エギ」「テンヤ」「ジグ」の3種類。堤防や岸壁でよく使われるのが、タコの形に似た「ジグ(タコジグ)」です。
見た目が可愛らしいジグですが、タコの足に似たスカートのなかには鋭い大型のハリが。オモリ付きのものとオモリのないものがあり、通常は1番下にオモリ付きのジグをセットし、3~4連で使用します。ジグを初めて使う方は、最初からセットされている3連タイプの使用がおすすめです。釣具屋さんで販売されているので、訪れた際にはぜひチェックしてみてください。

肝心の釣り方ですが、ジグでの釣りは岸壁に張り付いているタコや隙間に潜むタコをねらうため、壁際ギリギリにゆっくりと仕掛を落とすのがポイント。ロッドを揺らしたり仕掛を落とす速度を変えたりすることで、タコを効果的に誘うことができます。タコは同じ場所に複数潜んでいる場合もあるので、1杯釣れたら、同じポイントで繰り返し反応を探ってみましょう。

壁際ギリギリにゆっくりと仕掛(タコジグ)を落としながら、ゆらゆらと誘ってあげるのがコツ

海底を引きながら探りを入れるのに適した仕掛


「テンヤ」と「エギ」でねらう場合…

沖にキャストして、海底を引きながら探りを入れるのに適している仕掛が「テンヤ」。板状の部分にハリとオモリが付いており、エサをくくり付けて使用します。エサを使用することでタコの食いつきがよくなり、アタリが長く続く点が特徴。とくに大きいタコをねらいたいときに向いています。

反対にエサを付けずにキャストし、着底したあとに同じように引っ張っりながらタコを誘うのが「エギ」。ルアー感覚で操作でき、キャストして広範囲かつ長距離を誘えるのが強みです。タコの誘い方が豊富なのも特徴の1つ。小さいタコから大きいタコまで釣れるため、初心者でも扱いやすい仕掛です。

(※おもにオカッパリからの釣り方や特徴です。船釣りの場合は、引っ張ってくる釣り方よりも真下でアクションさせて誘う動作が多くなります)

一度はチャレンジしてみたい「タコ釣り」。釣り方や仕掛の選び方など、知れば知るほど奥深さがあります。ぜひ時間があるときに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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