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高齢者の居場所に 向丘出張所で健康サロン

タウンニュース

ペアで脳トレ体操も

高齢者の集いの場「健康サロン」が、6月24日に向丘出張所で開催された。平地区のコミュニティバス「つばめ号」の利用を促すための企画で、試験運行が終了した現在も継続。フレンド神木地域包括支援センターをはじめ、鎌田クリニック(平)や保健師、薬局、行政も連携し、月2回のペースで実施している。この日は「認知症予防の話と脳トレ体操」のテーマで行われ、地域住民38人が参加した。

認知症予防の話では、保健師の水野亮子さんが病気の種類や加齢による物忘れとの違いを説明。「予防のためにも知識を持ってほしい」との呼びかけに、参加者は熱心にメモを取っていた。

脳トレ体操は、県が展開する「コグニサイズ」に挑戦。左右の手で異なる動きや数字に合わせた反応に、参加者は苦戦しながらも楽しんでいた。終盤では「おしゃべりタイム」も設けられ、参加者同士が和やかな雰囲気で食生活について会話する場面も。以前も参加したという女性は「毎回勉強になることが多い」と笑顔を見せていた。

同センターの小林絢子センター長は「参加者の興味に沿ったテーマで行えたら」と話していた。

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