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【防犯カメラ】 遠隔地でもスマホで室内が確認できる「ネットワークWi-Fiカメラ」を導入 / 100万円の古民家

ロケットニュース24

わたくしごとで恐縮だが、実は我が家には数年前から数個の「防犯カメラ」が設置されている。たまに危険なネタも書くスタイルがゆえ、自己防衛ならびに攻撃者の証拠を確保するためである。

これがなかなかハイテクで、何かの動きが検知されたその瞬間、遠隔地にいる私のスマホとApple Watchに即通知が届くうえ、なにげに動画(証拠)も撮影されている……というスゴいヤツ。

しかも、ふと自分の家の状態が気になったら、日本全国、いや、極論的には海外に居ようがリアルタイムの映像が確認できたりもする。たぶんルパン三世でも無傷で我が家への侵入は不可能であろう。

そのくらいの危機感を持って私は生きているわけだが、このたび、“100万円の古民家” にも「ネットワークWi-Fiカメラ」を設置することと相なった。そしてその理由は、防犯だけではなかったりもする。

【動画】実は驚愕の防犯システムが導入されていた古民家

電気を引いてないくせに、電子レンジもエアコンも動かせる超強力なポータブル電源&ソーラーパネルがあるおかげで、電気関係はほぼ無敵&完全無料。

水道もタダだし、つい最近には超格安でネット環境も整った。さらに声で電化製品を制御できるスマートスピーカー(アレクサ)まで導入しスマートホームにもなっている。

そしてこのたびAmazonで購入したのが、TP-LinkのネットワークWi-Fiカメラ『パンチルト ネットワークWi-Fiカメラ Tapo C210/A』である。

私が購入した価格は1台3679円(2024年9月4日時点)で、評価は7880件で星4.4。さらに「サクラチェッカー」でも「合格」が出てくるという、怪しいことが一切ない完璧な商品。

中身はとてもシンプルかつ、設定もラクチン。ものすごく簡単に説明すると、スマホに専用アプリを入れる → 本体の電源を入れる → Wi-Fiに接続 → 完了。これだけだ。

このカメラを1階と2階に設置。どのように監視できるのかというと、

1階。こちらは完全に防犯用。

家の中に入ってきた侵入者はもちろん、なんなら窓の外にシカやクマが出たとしても、その動きを検知して通知&撮影を始めることだろう。

2階はここに設置してあり、何が見たいのかというと、

ポータブル電源の充電具合を常に確認したいのである。天気が良い日のソーラーパネル充電スピードや、季節による太陽光の当たり具合(発電のワット数でわかる)を把握して今後に活かしたいのだ。

もちろん、首をグルリと回せば2階のリビング(?)などの状況も水平360°・垂直114°で監視可能。

なんならスマホに向かって「通報しました!」と言えば、カメラから「通報しました!」と私の声が出てくるみたいな威嚇もできる。

ナイトビジョンにも対応しているので、夜の監視もバッチリ。ちなみにこの機種は防犯カメラというより、ペットカメラやベビーモニターとして活用されることを想定しているようだ。

※公式ページに「本製品は不審者の侵入や盗難を防止するものではなく、それに伴う被害については責任を負いかねますのでご了承ください。」と書いてある。

その後の数日間は、まるで夢のような環境だった。なにせ埼玉奥地の山の中に佇む100万円の古民家に行かずとも、東京の我が家から、古民家の室内やポータブル電源の状態が確認できたのだから。

ところが!

誰もいないので電気(電球)は点けていなかったけど、「モバイルルーター」に「アレクサ(Amazon Echo dot)」が2個、さらにこのTP-Link「ネットワークWi-Fiカメラ」を2個も常時接続していたたら……

みるみるポータブル電源の残量は減っていき……

やがて……

オフライン(バッテリー残量が枯渇)になってしまったのである。さすがにポータブル電源電源ひとつで、モバイルルーター+スマートスピーカー×2+ネットワークWi-Fiカメラ×2はキツかったか……と大反省。

次に古民家に行く際は、もうひとつデカいポータブル電源を持っていく予定なので(←どんだけ電気環境を強化するんだ)、今度こそ「東京から常時監視」ができることになるとは思う。

古民家の防犯カメラ具合はそんな感じなのだが、この治安の悪い昨今、みなさんも防犯カメラのひとつやふたつ、導入するのも良いかもしれない。

これまで様々な防犯カメラを買っては失敗し……を繰り返してきた私の経験では、TP-Linkのセキュリティカメラ(Tapo)シリーズは、非常に出来が良いなと感じている。

今回私が購入したのは当たり前に「電源必要」なタイプだが、中にはソーラーパネルとカメラが一体化している電源不要な屋外用の機種(Tapo C425 KITなど)もある。

おそらくいずれも設置は楽に行えると思うので、闇バイト全盛の今、防犯のために導入するのも良いと思う。

最後にひとつだけ、この類のネットワークカメラでよくあるトラブルを紹介しておきたい。

それはネットワークの設定時、「2.4GHz」の電波を使うということ。ルーターなら「a」とか「g」の電波が出てると思うのだが、「g」の方を使うこと。これよく失敗するので覚えておいて損はないぞ。

それではまた!

【つづく】

参考リンク:Amazon「TP-Link Tapo C210/A」、楽天市場「TP-Link 防犯カメラ 見守りカメラ ペットカメラ Tapo C210/A C212」
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

▼100万円の古民家

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