ビッグバンドで四日市JAZZフェスティバルに出演できるチャンス ワークショップ参加者募集
第11回四日市JAZZフェスティバル(10月19・20日開催)に、ビッグバンドの一員として出演できるワークショップ「Big Bandで四日市JAZZフェスティバルに出演しよう!」が参加者を募集している。対象は、自分の楽器を用意できる中学生以上の楽器経験者。8月から10月に開かれる4回のワークショップを経て、10月19日(土)のフェス初日、メインステージへの出演を目指す。
今回の企画は、同フェス実行委員会主催で初の試み。「こころ結ぶ 響き合う 音と街とのハーモニー」という今年のテーマに沿って、これまで以上に幅広い層が楽しめるイベントとしての充実を図るため、大勢で取り組むビッグバンドでの出演機会の提供を考えた。実行委員の田村孝典さんは、「楽器経験があっても、フェスに出演するためにバンドを組んだりエントリーするのはちょっと難しいという人にチャンスです。この機会に大きなステージで演奏する醍醐味をぜひ味わってほしい」と参加を呼び掛けている。「吹奏楽部の学生さんから、音楽が趣味の大人まで大歓迎。老若男女幅広い層で演奏できるのがビッグバンドの魅力ですよ」。
初回の8月24日(土)、2回目の9月7日(土)の練習の後、3回目の9月23日(月・祝)に三浜文化会館(四日市市海山道町)で、市文化まちづくり財団主催イベント「はじめての四日市JAZZフェスティバル」(仮)の一環として成果の中間発表の場を設ける。4回目は10月12日(土)。各回ともに午後1時半から同3時半までで、本番までにビッグバンドの定番曲を中心にポップスなども織り交ぜ、3~4曲を仕上げる。フェス当日はメイン会場の諏訪公園特設ステージで、初日のラストを飾る。田村さんは「盛り上がりと達成感を分かち合いたい」と期待を込めた。
講師を務めるのは、ジャズサックス奏者の早川ふみさんと、ジャズトロンボーン奏者の餌取雄一郎さん。両者ともに、自身が複数のバンドで活躍するプレイヤーであるとともに、ビッグバンド指導に定評がある。過去に同フェスにゲスト出演経験があり、今年も初日メインステージに出演する予定だ。
募集パートは、サックス(アルト、テナー、バリトン)、トロンボーン、バストロンボーン、トランペット、ピアノ、ギター、ベース、ドラム。6月15日現在、ピアノは定員に達したため募集終了している。3回目(9月23日)以外のワークショップ会場は、同市松原町のHOLYHOUSE STUDIOS(ホーリーハウス スタジオ)。参加費等詳細は、公式ホームページ(http://yokkaichi-jazz.com/index.php?WorkShop2024)へ。申し込みは同サイトにある専用フォームから。締め切りは7月31日。