昨季の雪辱期すオリックス宮城大弥と前回の雪辱期す日本ハム金村尚真が開幕投手対決
昨季は2桁勝利にも規定投球回にも届かなかった宮城
オリックス宮城大弥が20日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)に先発する。
開幕投手を務めた今季は3試合で2勝を挙げ、防御率1.88と好スタート。4月4日の日本ハム戦では8回3失点で勝ち投手になっている。
平均145.2キロのストレートに同93.6キロのカーブなど緩急自在の投球が冴えている。4日の対戦ではレイエスと吉田賢吾にソロ2発を浴びており、今日も不用意な一発には気を付けたい。
昨季は3年連続でマークしていた2桁勝利に1勝足りず、規定投球回にもわずかに届かなかった。今季は2桁勝利、規定投球回、そしてソフトバンクに明け渡したペナントを取り戻すべく、若きエースが左腕を振る。
前回オリックス戦は4回5失点で負け投手となった金村
一方、日本ハムは同じく開幕投手を務めた金村尚真が先発。ここまで3試合で1勝1敗、防御率2.37をマークしている。
西武との開幕戦で完封して名を上げたが、4月5日のオリックス戦は4回7安打5失点。頓宮裕真に3号2ランを浴び、チームも1-11で大敗を喫した。
好調のオリックス打線は太田椋、西川龍馬、杉本裕太郎、頓宮裕真、中川圭太、紅林弘太郎ら3割打者がズラリと並ぶ。相手先発も宮城で味方打線の大量援護は期待できないだけに、まずは先制点を与えないよう細心の注意を払いたい。
今日勝てば首位オリックスに1ゲーム差に迫る日本ハム。金村の前回のリベンジを果たす好投が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・古謝樹-ロッテ・西野勇士(楽天モバイル)
西武・渡邉勇太朗-ソフトバンク・東浜巨(ベルーナドーム)
【セ・リーグ】
ヤクルト・P.ランバート-巨人・K.ケラー(神宮)
中日・松葉貴大-DeNA・平良拳太郎(バンテリンドーム)
阪神・伊原陵人-広島・森翔平(甲子園)
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記事:SPAIA編集部