『ドクター・ストレンジ』ベネディクト・ウォンと『スター・ウォーズ』 ローズ役ケリー・マリー・トラン、ホラー映画『Rock Springs』で共演 ─ 米国の田舎町が舞台に
マーベル映画『ドクター・ストレンジ』のウォン役で知られるベネディクトウォンと、『スター・ウォーズ』続編シリーズ2作でローズ役を演じたケリー・マリー・トランが、ホラー映画『Rock Springs(原題)』で共演することが明らかとなった。米が報じている。
『Rock Springs』は、父親の死後に母親と祖母とともにワイオミング州ロック・スプリングスへ引っ越した少女が、家の裏にある森と町の歴史に恐ろしい何かが隠されていることを発見する……というストーリー。
ウォンとトランが演じるキャラクターは明かされていない。ウォンは、数多くのマーベル映画やドラマシリーズで演じているウォン役のほか、『ジェミニマン』(2019)「三体」(2024-)などに出演。コメディから重厚な演技までこなし、その柔軟なパフォーマンスでアジア系俳優を代表する存在となった。
トランは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のローズ役で注目され、『LEGO スター・ウォーズ』シリーズでも同役の声を担当。ウォンとトランは、アジアにインスパイアされたアニメ映画『ラーヤと龍の王国』(2021)で、それぞれトングとラーヤの声を担当している。
その他のキャストとして、スタンダップコメディアンとして知られ、『クレイジー・リッチ!』(2018)などに出演して俳優としても活動しているジミー・O・ヤン、スクリーンデビューとなるアリア・キム、『タイガーテール -ある家族の記憶-』(2020)のフィオナ・フーも出演する。
脚本・監督を務めるのは、香港を舞台にしたニコール・キッドマン主演ドラマ「エクスパッツ ~異国でのリアルな日常~」(2024)でペンを執り、ホラードラマ「Two Sentence Horror Stories(原題)」(2017-2022)でクリエイターを務めたヴェラ・ミャオ。
製作を手がけるのは、Macro Film Studios、Juniper Productions、Mandalay Pictures、Counterculture、Gold House。プロデューサーとして、Countercultureのスティーヴン・フェダーとキリ・ハート、Marcoのジェームズ・ロペス、ポピー・ハンクス、グレタ・タリア・フエンテス、Juniperのマシュー・リンドナー、Mandalayのジェイソン・マイケル・バーマンとジョーダン・モルドが参加する。
アジア系の監督&キャストが名を連ね、アメリカの田舎町が舞台となるホラー映画『Rock Springs(原題)』。どのような形で文化的要素が投入され、恐怖の物語が繰り広げられるかが見どころとなりそうだ。
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