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【横浜市青葉区】青葉区役所 動画で障害者支援制度を紹介 手帳の種類・等級別に

タウンニュース

動画の一場面

青葉区役所高齢・障害支援課は9月30日から、障害者手帳の種類・等級によって受けられるサービスを案内する動画を区役所のホームページで公開している。また、全ての動画は字幕・手話通訳付きとなっている。

障害者手帳を持つ人が受けられる支援制度は多岐にわたってあるものの、障害の種類や等級によって内容が変わるため、「どのような制度が使えるか分かりづらい」という声がこれまで横浜市や区に寄せられていた。それを受け、同区はモデル区として、市内で初めて説明用動画を作成した。

対象者は身体障害者(視覚障害、聴覚・平衡機能障害、音声・言語機能障害、肢体不自由、内部障害)、精神障害者(1級〜3級)となる。

動画では、鉄道運賃の割引や外出支援、福祉乗車券、所得税の控除についてなど、障害の種類や等級によって利用可能なさまざまな制度を紹介している。

2者に利点も

また、動画で視聴できるようになったことで利用者は窓口に出向く手間がかからず、必要な情報を自宅などで確認できるように。さらに副次的な効果として、職員による個別の説明対応など、区職員の業務負担の軽減も期待されている。

動画はYouTubeにアップされており、視聴回数などを測定。すでに利用者からはフィードバックが届いており、一例として「動画にチャプターを付けたらどうか」などの意見が届いているという。

同課の岸田純也課長は「複雑になりがちな支援制度を動画で分かりやすく解説することで、必要な情報が届きやすくなった。今後も利用者の声を反映させていければ」と話している。

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