幸せ呼ぶ双頭蓮のつぼみ発見 上越市の高田城址公園南堀の県道沿い 7月22日頃開花か
1本の茎に2個の花が付く珍しいハス「双頭蓮」のつぼみが2025年7月20日、「第46回高田城址公園観蓮会」(〜2025年8月24日)が開かれている同公園南堀で見つかった。同日午後5時前、「高田城址公園で双頭蓮を探す会」の佐藤真司代表(87)が現地で確認した。
《画像:高田城址公園南堀で見つかった双頭蓮のつぼみ(7月20日午後4時前撮影)》
双頭蓮は突然変異で2〜3万個に1個出現するという大変珍しい現象。「幸せを呼ぶ」「良いことが起きる前兆」「幸せになれる」などの言い伝えがあり、中国では吉祥の花とされ、夫婦円満の象徴とされている。同公園では昨年も南堀で見つかっている。
《画像:双頭蓮のつぼみは丸印の位置にある》
双頭蓮のつぼみは陸上競技場入口近くの南堀にあり、県道の歩道からその姿を見ることができる。同日午後2時過ぎ、直江津地区に住む会社員、佐藤恵美さん(48)が散策中に発見した。佐藤さんは「ウォーキング中、ふとハスを見たら『あれ。つぼみが二つある』って思いました。まさかとは思いましたが見つけることができてうれしかったです」と喜んだ。佐藤代表は双頭蓮の発見に、「(観蓮会の)来園者を歓迎しているようだ。今年も見つかって、とてもうれしいですね。無事に開花することを願っています」と話した。
佐藤代表によると天候などにもよるが、開花は22日頃と見込まれ、「皆さんで大切に見守っていきましょう」と呼び掛けている。
高田城址公園観蓮会 | 【公式】上越観光Navi - 歴史と自然に出会うまち、新潟県上越市公式観光情報サイト( https://joetsukankonavi.jp/kanrenkai/ )