2年連続全国へ 剣道大会小学生の部 伊賀市の教室
日本武道館(東京都)で7月30日に開催される全国道場少年剣道大会の小学生の部に三重県伊賀市の「上野少年剣道教室」が2年連続で出場する。
3人は上野西小6年の下栗彩花さん(12)と岡本朔也さん(12)、久米小6年の戸井田サオリさん(11)。4月の県大会では、優勝した旺武道場A(鈴鹿市)に3回戦で敗れたが、参加55チーム中ベスト16に入り、出場権を得た。
半世紀以上の歴史がある同剣道教室には現在、小学5年から中学3年の5人が所属し、上野高の武道場で週2回の稽古に励んでいる。試合本番での活躍に、代表を務める同市三田の東山則幸さん(62)は「全国大会で悲願の1勝をかなえてもらいたい」と期待を寄せる。
大会には全国の約700チームが出場する。得意技は返し胴という先鋒の下栗さんは「大将が安心して戦えるよう勝ちたい」、中堅で面が得意の岡本さんは「初めての出場。日頃の成果を十分発揮し挑みたい」、同じく面が得意で大将の戸井田さんは「練習の成果を発揮し、1勝できるよう一生懸命頑張りたい」とそれぞれ抱負を語った。