<初めての仲間外れ>年少の息子がお友達から「遊べない」と言われた!?親が介入すべき?見守る?
社会生活を送っていく上で、人間関係の悩みは避けては通れないもの。それは幼稚園や保育園など低年齢の子どもたちにおいても同じことでしょう。先日ママスタコミュニティには、幼稚園に通い始めた年少の息子さんを持つ投稿者さんから、こんな悩み相談がありました。入園以降、息子さんは同じクラスの男の子2人と仲良くなりましたが、息子さんだけが仲間に入れてもらえないことが増えてきたそうです。
『「預かり保育じゃない子とは友達になれない」と言われたようです。年少でそんなこと言うのかと驚きました。「他のお友達と遊んだら?」と提案したのですが、その子たちと遊びたいみたいです。こういうときはどんな風に声かけや対応をしたらよいでしょうか? また年少さんだと一時的にあることなのでしょうか?』
お友達2人は登園前も降園後も預かり保育を利用しているため、どんどん仲良くなっているそう。仲間外れのような状況を心配する投稿者さんですが、そもそも年少でお友達を仲間に入れないことにも驚いていました。そして一緒に遊びたいのに遊べない息子さんにどのように声をかけてあげたらいいのかと、ママたちにアドバイスを求めています。
「一時的なものだから気にしなくてもいいのでは?」という意見
『預かり中にやった遊びの続きをしたいとか? そんなに深刻な理由でもないと思うけど、言われたほうは傷つくよね』
預かり保育を利用しているため、利用していないお友達よりも長い時間一緒にいるであろうお友達2人。ママたちからは「預かり保育の遊びの延長をやりたいだけでは?」「一時的なものだからそこまで気にしなくていい」といったコメントが寄せられていました。
『そのまま担任の先生に伝えて「うちの子は仲良くしたいようなんですが」と気にかけてもらえるようにお願いしたらいいんじゃないかな』
『とりあえずは幼稚園に相談だね』
たしかに一時的なものかもしれませんが、投稿者さんとしては状況を改善したい思いがあります。些細なやり取りから、今後いじめにつながったり息子さんがもっと傷ついたりする可能性もゼロではないでしょう。息子さんにも状況を確認しつつ、担任の先生に相談する方向も視野に入れてもいいかもしれません。
そのお友達のママたちと仲良くなる、他のお友達を見つける……
『一時的なものもあると思うけど、どうしても仲良くしたいならその子の母親と仲良くなって幼稚園以外で遊んでみる』
この他にも「そのお友達2人の保護者と仲を深めてみる」というアドバイスがありました。親子同士で仲良くなれば休みの日にお互いの家で遊ぶことなども増え、仲良くなれるかもしれませんね。預かり保育でそのお友達2人が仲良くなっているということは、より多くの時間を過ごすことで仲間外れがなくなる可能性もあるでしょう。
『とにかく「こだわるな」と言う。いじわるな子と遊んで悲しい思いをするより、他に楽しく遊べる子がいることを伝える。そのうちその子へのこだわりは消えていくと思う』
『預かり保育ではない子と親子で降園後に遊ぶようにしてみたらどう? 少しずつ別のお友達と遊ぶようになれば、その子たちばかりにこだわらなくなるような気がする』
息子さんはそのお友達2人と遊びたい気持ちがある様子です。はじめて幼稚園で仲良くなったお友達なので、以前と同じように一緒に遊びたいと思うのは当然ですよね。その息子さんの気持ちも理解できますから、なんとか仲を取り持ってあげたいのが親心。しかしママたちからは「そのお友達だけにこだわる必要はない」「他のお友達と仲良くなっていくのはどう?」といったアドバイスがありました。幼稚園のなかで他のお友達を見つけるのが難しいのであれば、幼稚園終わりに近所の公園に行くなどサポートしてあげるのもいいですよね。少しずつ別のお友達と仲良くなっていくことで、そのお友達2人へのこだわりも減っていくかもしれません。
集団生活や人間関係を学ぶいい機会と捉えて
『集団生活だからね。同じ預かりだと一緒に遊ぶ時間がどうしても長いし、仲間意識は芽生えるのかもね。一時的かもしれないし、その2人の気が合って仲良しならずっとかもしれないし。でも何度声をかけても断られるならそのうち息子さんも嫌になるだろうから、そうやって人間関係を学んでいくのかなと思う。悪口や「あっちいけ」と叩かれたとかがない限りは見守るしかないかな』
『3歳過ぎて仲間の概念がどんどん深まっているね。ちょっとしたことで「このメンバーが一番仲良しだよ、ねー!」みたいな状態でしょ? 微笑ましいじゃん。割って入りたいけど入れないのも経験して大人になるんだよ。一時的にあることではなくて、人間のコミュニティは一生そういうもの。放っておけば他の友達と遊び出すので放置も大事』
「預かり保育じゃない子とは友達になれない」と言われたことに驚き、息子さん本人は悲しい思いをしているかもしれません。しかしママたちからは「成長している証拠だよ!」というポジティブな反応がありました。仲良くなりたいと思っているお友達から遊びを断られたり仲間に入れなかったり、はたまた別のお友達を見つけて新しい世界が広がったり。そうやっていろいろな気持ちを感じながら行動することで、集団生活や人間関係を少しずつ学んでいくのでしょう。年少とはいえ好き嫌いや意志表示がでてくる年齢では、今回のような出来事も珍しくないことかもしれません。息子さんは早い段階で学べる機会を得たと思えば、投稿者さんも悲観的にならずに済むのでは? そのお友達2人と遊びたい息子さんの気持ちに寄り添いつつも、母親としては別のお友達に目を向けるよう声がけをしてあげることも大事なことではないでしょうか。