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演奏春風にのせて 7日に伊賀のギャラリーでコンサート

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楽器とちらしを手に来場を呼び掛ける井上さん(左)と秋山さん=伊賀市上野福居町で

 リコーダー奏者の井上玲さん、チェンバロ奏者の秋山裕子さん(いずれも大阪府交野市在住)によるコンサート「春風に響きをのせて」が、4月7日に三重県伊賀市上野福居町のギャラリー「アートスペースいが」で開かれる。

 8歳でリコーダーを始めた井上さんは、東京藝術大学大学院在学中にドイツでの「テレマン国際古楽コンクール」で第2位と聴衆賞に輝くなど、さまざまなコンクールで受賞を重ねてきた。東京、大阪などでソロや室内楽の演奏を展開し、2023年には若手新進演奏家を取り上げるNHK‐FM ラジオ「リサイタル・パッシオ」にも出演している。

 秋山さんは大阪芸術大学でピアノを学んだ後、ドイツ国立デトモルト音楽大学チェンバロ科を最高位で卒業。帰国後は国内外の有数のオーケストラの公演に参加するなど活躍の場を広げる一方、大阪芸術大学、武庫川女子大学で後進の指導に当たっている。

 コンサートは午後2時からと同4時からの2回公演で、各回1時間程度。入場料は2000円、学生1000円(全席自由)。未就学児は入場不可。演目はクープラン作曲「恋する夜鳴きうぐいす」、ヘンデル作曲「リコーダーソナタ」などを予定している。

 「その時代の音楽はその時代の楽器で演奏するのがだいご味」という井上さんは「幼少期に住んだ伊賀で、音楽で舞台に立てるのが楽しみ」、秋山さんは「第二の故郷で再び演奏できるのはうれしい」と話していた。

 問い合わせ、予約は同ギャラリー(0595・22・0522)まで。

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