<姑、鬼ヨメを成敗した〜い!>実家でくつろぐ息子に言いたい放題の嫁「ゆっくりさせて?」【まんが】
義母の気持ち
息子が「結婚する」と言って、相手のお嬢さんを連れてきた日のことは、今でも鮮明に覚えています。
そりゃ息子の気が利かないのは分かっています。けれどたまの帰省なのにリラックスできない状況が、どうしても私には解せません。(ひまりさんは、もっと優しい人だったはずなのに……)楽しそうに虫を探す孫たちを見つめながら、考え込んでしまうのでした……。
嫁の気持ち
お盆と年末年始に、毎回夫(ナオヒロ)の実家に帰省しています。義父母はその帰省を心待ちにしてくれています。私は夫の「義実家での態度」に腹を立てています。
何度言っても、夫は義実家に帰ってくると息子モードに戻ってしまいます。最初は義実家で面と向かって怒るのは控えていましたが、これだけ言っても直らないのであれば「そのとき」にしっかり言わないとダメだ。そう思って、その場で伝えているのですが……。なかなか難しい問題です。
義母の気持ち
帰省中、事あるごと息子に対して攻撃的な口調で手伝いを要求するひまりさん。昔はあんなに優しかったのに……。そしてとうとう息子も限界のようで、私に八つ当たりをしてきました。これはもう、私がガツンとお嫁さんに言うしかないのでしょうか?
何度も「ひまりさんに伝えよう」と思いつつも、やはり「今後の嫁姑問題」について考えると、ふんわりとした伝え方になってしまいます。しかも当のお嫁さんは、自分の言動について周りが何と思っているかなんて気にしていない様子ですし……。困りました……。
同僚に相談していたときに、急に会話に入ってきたリホちゃん。しかも私の言っていることが「おかしい」と言わんばかりの表情で話しはじめました。
お嫁さんはもともと「他人」だったかもしれません。けれど息子と縁あって結婚をして、「家族」になりました。家族になったのであれば、お互いに協力し合うのが当たり前。そう思っていました。……でも「家族だから」というのは、当然ナオヒロにも当てはまる……確かにそうかもしれないなと思いました。
息子のことは、何歳になっても「自分の子ども」という意識が強すぎて、少し周りが見えていなかったのかもしれません。「所帯をもったいい歳のオッサン」とは、確かにそうですね。優しいお嫁さんを鬼嫁にしたのは、紛れもなくナオヒロ自身でしょう。申し訳ないですね……。ひまりさんの気持ちを思うと、私は自分の考えの浅はかさが恥ずかしくなってしまいました。