レモン×エスプレッソ×チョコレートの意外な組み合わせ！夙川のかき氷の名店から新作が登場 西宮市
想像を超える早さで日に日に気温が高くなり、いつもより夏がもうそこまでやって来ているのではと感じている人も多いのではないでしょうか。
暑くなるとやっぱり食べたくなるのはかき氷！夏本番を迎える前にどこのかき氷が美味しいのか事前に情報を集めておきたいもの。
毎年イタリアンシェフが考案するユニークなかき氷が評判の人気店『夙川桜庵』（西宮市）から今年も新作が登場したと聞いたので取材に行ってきました。
同店は2023年2月に阪急「夙川」駅や、JR「さくら夙川」駅からも歩いて行ける山手幹線沿いに移転、新しい店舗は地中海ブルーの壁が美しく、海外のリゾートレストランのような雰囲気です。
今年の新作「カフェ・ロマーノ＆ボネ」は、エスプレッソにレモンの皮の香りを纏わせた “カフェ・ロマーノ” とイタリア・トリノの名菓 “ボネ” というチョコレート風味のココアプリンの組み合わせ。聞いただけで複雑な味わいなのだろうと想像できます。
構成は、レモンカスタードやミルクソースにコーヒーソースを合わせて“ラテ”のように仕立てたクリーム系ソース、チョコレート、オーガニックグラノーラなどを3層から4層と贅沢に重ね合わせています。
本来のココアプリン“ボネ”にはイタリアの“アマレッティ”というアーモンドビスケットを砕いたものが入っていて、食感を楽しめるようになっているのですが、かき氷に合わせると微妙に何かが違ったそう。
そこで、お菓子を作る工程を見直し、美味しく食べられるよう試行錯誤を繰り返すなど苦労したところもあったのだとか。
どの角度から食べても濃厚なチョコレートの味わいやコーヒーの苦み、そしてところどころに散りばめられたレモン果肉の香りが口の中で弾け、爽やかな風味が見事にアクセントとなっています。
基本である氷は長時間かけてゆっくり凍らせた純度の高いものを薄く削ることで、ふわふわの食感を実現。また、シェフの技術と知識が詰まったソースやシロップが氷によって淡泊な味にならないよう細かく考えられています。
最後まで飽きることなく食べ進められる「ドルチェ×かき氷」が融合した今まで見たことも聞いたこともないちょっぴり大人のかき氷。
ピークは7～8月下旬頃までとなり、「カフェ・ロマーノ＆ボネ」のほか、イチジクやピスタチオ、モンブランなどを使用したかき氷なども続々登場予定とのこと。
もちろん定番人気のかき氷も用意されているそうなので、何度訪れても楽しそう。今年のかき氷巡りの一つに入れておきたいお店ですね。
場所
夙川桜庵
（西宮市寿町2-35 KOWAビル1F）
営業時間
【7月〜8月31日までの特別営業時間】
11:00～14:00 （L.O. 13:00）
18:00～20:00 （L.O. 19:00）
【滞在時間】
※かき氷だけの利用の場合は13:00〜17:00の時間限定
※「ランチとかき氷」または「ディナーとかき氷」の利用は 上記の営業時間内で利用可能
定休日
月曜日
駐車場
有