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「洋服の青山」と一緒に「ダイソー」「焼肉きんぐ」も展開する青山商事の第3四半期は最終利益が34%減

セブツー

紳士服販売大手の青山商事は2月14日、2025年3月期の第3四半期の累計決算を発表した。売上高は1324億1300万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は38億900万円(同13.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億7300万円(同34.3%減)だった。

「洋服の青山」や「スーツスクエア(SUIT SQUARE)」「麻布テーラー」などを展開するビジネスウェア事業の売上高は859億9500万円(前年同期比0.4%減)、営業利益は7億4900万円(同27.7%減)だった。セットアップを含まない主力アイテムであるメンズスーツが、販売単価は前年同期から7.5%増加したものの、販売着数は12.2%減少するなど苦戦した。販売枚数は62万4000着だった。

一方、フランチャイジー事業は業績を伸ばしており、ビジネスウェア事業に次ぐ規模まで売上高を拡大している。「洋服の青山」の店舗駐車場の余剰地などに「焼肉きんぐ」や「ゆず庵」といったレストランを展開し、リサイクルショップ「セカンドストリート(2nd STREET)」、24時間年中無休のフィットネスジム「エニタイムフィットネス(ANYTIME FITNESS)」のフランチャイズ展開も手掛けている。フランチャイジー事業の売上高は118億6400万円(前年同期比7.1%増)営業利益は8億5300万円(同0.9%増)と増収増益だった。

雑貨販売事業は、売上高は113億8500万円(前年同期比0.3%減)、営業利益は1億4100万円(同34.4%減)だった。青山商事は100円ショップ「ダイソー(DAISO)」を手掛ける大創産業と販売代理店契約を締結しており、「洋服の青山」が退店した店舗や「洋服の青山」との併設で「ダイソー」を展開している。既存店売上高は伸びたものの、不採算店舗の閉店や原価の高騰などの影響から営業利益は大幅な減益となった。

青山商事の2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高は1986億円(前年比2.5%増)、営業利益は138億円(同15.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は91億円(同9.8%減)としている。

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