若き俊英・児玉隼人と巨匠イエルーン・ベルワルツが夢の共演 『トランペット・デュオ・リサイタル 2026』が開催
2026年3月、大阪・愛知・東京の3都市にて、『児玉隼人 × イエルーン・ベルワルツ トランペット・デュオ・リサイタル 2026』が開催されることが決定した。
この度、世界が注目するトランペットの饗宴が実現する。今もっとも注目を集める若き俊英・児玉隼人と、世界的トランペット界の巨匠イエルーン・ベルワルツ。この2人の夢の共演は、まさに“奇跡のデュオ”といえる。
ピアノを務めるのは、ベルリンを拠点に活躍し、ベルワルツから厚い信頼を寄せられる仁上亜希子。三者による繊細かつダイナミックな音の対話が、聴く者を新たな音楽体験へと誘う。
本公演では、前半を、古楽と現代音楽が交錯するような独創的なプログラムで構成。後半を、2人の圧倒的な技術と表現力が光るステージで展開。そしてメインを飾るのは、ショスタコーヴィチによる「5つの小品」。本来は2本のヴァイオリンのために書かれたこの名作を、今回のリサイタルのためにトランペット・デュオ用に特別アレンジ。まさに、この公演でしか味わえない特別な演奏となる。
名匠ラインホルト・フリードリヒに師事した二人が織りなす、完璧なアンサンブルと息づかい。この貴重な機会を会場で楽しもう。
なお、本公演のチケットは9月6日(土)12:00よりイープラスにて先行発売を受付開始。
児玉隼人 コメント
小さいころからベルワルツさんが来日したときには、レッスンを受けていたので、一緒にコンサートができるなんて夢にも思っていませんでした。
トランペット吹きが驚くようなアイデアがいっぱい詰まった演奏会になるはずですし、トランペット吹きじゃない人が聴いても、楽器の魅力が伝わるようなプログラムです。何より、2人のコンビネーションのよさを聴いてもらいたいですね。
イエルーン・ベルワルツ コメント
私たちのデュオ・リサイタルは、皆さまにとって特別な日になることをお約束します。
前半では、古楽と現代音楽が織り交ぜられた、刺激的な展開が繰り広げられます。 ヴィヴァルディ、フランチェスキーニ、ファッシュといったバロック時代の作曲家の作品が、現代音楽と魅力的なコントラストを織りなし、今回のプログラムには日本初演となる作品や世界初演の曲も含まれています。
後半では、私たちの演奏の極致をお届けします。私が演奏するリゲティの「The Mysteries of the Macabre」では目眩く高みへと挑み、隼人はブラントの「演奏会用小品 第1番」でその技巧を披露します。さらに、ショスタコーヴィチをはじめとする、2本のトランペットとピアノのための華麗な作品の数々をお楽しみいただけます。
このリサイタルは、あらゆる音楽が主役です。何世紀にもわたる時代、スタイル、そして感情を巡る旅は、学生から熟練の音楽ファンまで、すべての方に感動をお届けすることでしょう。
皆さまとともに、忘れられない一夜を過ごせることを心より願っております!