冬太り・食べ過ぎ対策にも! “食感ミックス”ごはんを試したら、満足感が想像以上でした! #Omezaトーク
「食感ミックス」の記事、みなさん読んでいただけましたか? 食べ過ぎ防止には、ザクザク、ほくほく、とろり、コリッなどの異なる食感をとり入れた食事がおすすめというのが、管理栄養士の浅野まみこ先生のお話しでした。取材後に、実際に日々の食事にとり入れてみたところ、難しいレシピや特別な食材は使わず、いつものおかずに異なる食感を足すだけなので満足度が段違い! シンプルな組み合わせでも、しっかり食べたという満足感が得られ、食事の印象が大きく変わったのです。今回は、私が実際に作ってみて続けやすいと感じた、超簡単な2つの食感ミックス例をご紹介しますね。
食感ミックスの記事でも紹介しているとおり、ポイントは「ザクザク・コリッ・シャキシャキ・とろり」など異なる食感を感じられる食材を組み合わせること。そうするとかむ回数が自然に増え、食事の満足度もアップし、食べ過ぎ防止にもつながるのです。食材を増やすのは面倒だなと感じるかもしれませんが、実際はとてもシンプル。
実際に私が試した“食感ミックスごはん”を紹介しますね。
かぼちゃサラダ×アーモンド|「ほくほく+ザクザク」で満足感大サラダ
まず試したのが、定番のかぼちゃサラダに素焼きアーモンドを加えるアレンジ。アーモンドはおやつ用に買っていたものを、手で砕いてのせただけと超簡単。かぼちゃサラダは、やわらかくて食べやすい=少し物足りないと感じることもありました。そこにアーモンドを入れるだけで、ひと口目から印象が一変。ほくほく、なめらかなかぼちゃに、ザクッとした歯ごたえが加わり、自然とかむ回数が増えます。かむたびに食感が変わるため、食べ進めるスピードもゆっくりになり、「ちゃんと食べたな、という満足度が得られました。足すというより、効かせる感覚で使うと、無理なく続けやすいと感じました。
ナッツ以外にも、シャキシャキ感を味わえるきゅうりなどの野菜や、しっとりしたレーズン、むぎゅっと感のあるベーコンなどを加えるのも、異なる食感を味わえておいしそうですね。
冷奴×じゃこ・梅・めかぶ|「とろり+カリカリ+ポリっ+ねばねば」で飽きないサブおかず
もうひとつ、朝食など時間のないときにもおすすめなのが、冷奴へのちょい足し食感ミックス。絹ごし豆腐のとろっとした食感に、じゃこのコリコリ感、そこへ梅干しのカリカリ感、めかぶのねばねばコリコリ感をプラスしました。豆腐だけだと、つるっとあっさり食べてしまいがちですが、かみ応えのあるじゃこや梅が入ることで自然とかむ動きが増えます。めかぶはねばねば感に加えコリっと感もあるので、ひと口ごとに口の中で様々な食感と味を感じることができて新鮮な印象に。軽めの一品なのに、食感を意識するだけでこんなに満足感があるんだと驚き。たんぱく質源である豆腐に、風味と食感の異なる食材を合わせるだけで、食事としての栄養バランスもぐっと上がると実感しました。
食感を意識することは、ガマンではなく満足感を底上げする工夫。クリスマスや忘年会など、つい食べ過ぎてしまう時期が続くからこそ、普段の食事で感覚を整えておくのもいいですね。日常のごはんだけでなく、飲み会のメニュー選びのヒントとしても意識してみると、無理なく食事を楽しみやすくなるはず。まずは、いつものおかずに「もうひとつの食感」を足すところから始めてみてください。(編集デラ)
Omezaトークとは…
FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。