お魚屋さんが本気を出した赤字覚悟の名物ランチ 三ノ宮駅すぐ『魚匠 隆明 北野坂本店』でデカ盛り・豪華な舟盛ランチを実食 神戸市
高コスパで豪華と話題のランチをいただきに行ったのは、三宮にある『魚匠 隆明 北野坂本店』(神戸市中央区)。同店は中央卸市場の仲買人が手掛ける海鮮居酒屋です。
場所は三ノ宮駅から約5分ほど歩いたところにあり、突如現れる大漁旗が目印。
入ってすぐの大きな生け簀には市場直送の魚たちが。大きなカニもインパクト大で心踊ります♪
確かな目利きで仕入れた新鮮なお魚を提供してきた同店ですが、これほどまで人気に火が付いたのはオープン当時からある名物ランチを一新したことがきっかけなんだとか。
SNSでアップされると”豪華”、”高コスパ”、”デカ盛り”と瞬く間に広がりを見せ、以前よりも幅広いお客様が訪れるようになったそう。平日でも11時半の開店と同時に満席になってしまうそうなので、事前に電話かネットで予約をしておくと安心ですよ。
そしてこちらが名物の「舟盛ランチ」。お造り、天ぷら盛合せ、ご飯、お味噌汁、お菓子に加え、なぜかメニューには記載がなかった小鉢も入っていて凄すぎ!
いろんなものが高騰している中、赤字覚悟でギリギリの設定にしているそうですが、「まずはお店を知ってほしいし、満足してもらえることが一番」と店長の桝さん。ランチの次はディナーでも楽しんでもらえるよう、常に飽きさせないメニュー開発にも力を入れているんだそうです。
この日のお造りは、かんぱち、サーモン、鯛、赤貝、ほたて、かつおのたたき、イカの7種。使う魚は仕入れ状況によって変更することもあるそうですが、旬のものを取り入れたラインナップになっています。
筆者も大好きなサーモンからいただくと、脂がのっていて甘みもたっぷり感じられます。分厚く切られているので食べ応えも十分。
かつおのたたきは香ばしい香りを纏っていて臭みゼロ!適度な弾力から新鮮さが伝わってきて、家庭で食べるパックのお刺身と違いに感動します♪
大ぶりのえび2本、ゲソ、白身に野菜が入っている天ぷらの盛合せもボリューム満点。
小鉢はメインの箸休めとしていただくことが多いですが、「くらげポン酢」、「ボイルホタテのわさびマヨネーズ」、「カニの甲羅に入った鮭としらすといくら」など、存在感抜群!調理方法や味付けのバリエーションも豊かなので、最後まで飽きることなく楽しめます。
夜にはお寿司が食べ放題の「神戸コース」や、新メニューの「ドカ盛り海鮮チゲ鍋のコース」などインパクトのあるメニューも目白押し。「手長だこ」や、「たぶん世界一大きい規格外のシータイガー」など他ではなかなかお目にかかれないお魚も独自のルートで仕入れていて、行くたびにワクワクさせるサービス精神旺盛なお店です。
場所
魚匠 神戸 隆明 北野坂本店
(神戸市中央区加納町4丁目5-3)
営業時間
ランチ 11:30〜14:30(14:00L.O.)
ディナー17:00〜23:30(23:00L.O.)
定休日
日曜日
TEL
078ー332ー2017