GW期間に活動を行う兵庫県下の団体が対象 県が「能登半島地震」を支援するボランティア団体に交通費等を支援
兵庫県は「令和6年能登半島地震」で被災した珠洲市(県のカウンターパート自治体)を支援する県下のボランティア団体に対し、交通費などを支援することを発表しました。対象はこのGW期間に現地にて活動を行う団体で、現在参加を受け付けています。
県はこれまで「大規模災害ボランティア活動応援プロジェクト」と題して、被災地の復旧を支えるボランティア団体やグループに対し、現地までの交通費や宿泊費の支援を行ってきました。このたび今年1月に発生した「令和6年能登半島地震」についても対象としたうえで、支援内容を拡充。
参加対象は、県下で活動する5人から20人までのボランティア団体・グループ。ただし今回のボランティア募集を受け、声を掛け合って5人以上のグループで応募すれば、既存の団体に入っていなくても参加は可能です。
現地で行う活動内容は、石川県珠洲市での災害ゴミの片づけや運搬、物資の仕分けなど。復興に関わる大切な業務ですが、まだまだ手が足りていない現状があるとのこと。
担当者は「被災地へ駆けつけたいという県民の皆さまの思いを少しでも早く被災地へ届けるお手伝いができればと思います。皆さまの参加をお待ちしております」とコメントしています。
<記者のひとこと>
助成が受けられるのはもちろんのこと、これまで人の手がなかなか足りていなかった部分に関して活動できるのがいいなと思いました。被災地のニーズや今回の参加状況によって、今後県は助成期間の延長なども検討しているということです。
適用期間
2024年4月26日(金)~5月6日(月)
募集団体数
1日1グループ(1組5~20人)