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清水エスパルスの矢島慎也が極限の重圧と向き合ったあの日…「五輪予選、生きた心地がしなかった」

アットエス

J2清水の矢島「あの時があったから、今は平常心で戦える」

リオ五輪日本代表だった清水エスパルスの矢島慎也選手が五輪予選について「負けたらもう何もないベスト8が一番しんどい。今までで一番プレッシャーを感じたのがその試合」と厳しさを語りました。リオ五輪予選準々決勝の先発が決まってから試合までの間は「生きた心地がしなかった」そうです。

―リオ五輪予選の思い出は。
僕らは今の世代よりも勝てないと言われていたが、一体感がすごかった。ベスト8はイランに延長で勝った。その後の準決勝は1回も勝ったことがなかったイラクに勝ち、決勝で韓国に勝った。

―パリ五輪アジア最終予選準々決勝で日本がカタールに勝利した。
延長で勝ちきったところを見ると、より一体感が増していると思う。多分ベスト8が一番しんどい。負けたらもう何もないので。次の準決勝で仮に負けたとしてもプレーオフとかにも回れる。延長で勝ちきるのはすごくいい兆候。見た感じだと次も大丈夫じゃないかなと思う。

―アジアを勝ち抜くのは難しい。
おそらく周りの人が考えてる、想像している以上に体感はきつい。サッカーを始めてプロになって今までで何が一番プレッシャーに感じたかといえば、オリンピックのそこ(アジア最終予選準々決勝)だった。

グループリーグを突破し、(準々決勝の)イラン戦にスタメンで出るとなってから余計に生きた心地しなかった。何大会とか連続で出ていて、僕たちは勝ったことがなかったので。あの日々は若干しんどかった。だからこそ決めた時はうれしかった。

―修羅場をくぐり抜けた経験はサッカー人生に生きているか。
ちょっとやそっとのことでは緊張しなくなった。オリンピックの本大会も緊張しなかった。正直「ああ、これがオリンピックなんだ」くらい。

日本を背負っているプレッシャーがあった。自分のチームでプレッシャーを感じていないのかといえばそうではなく、あの時に基準ができたから今は常に平常心を保てている。

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