『頭の回転が早い』大型犬ランキングTOP5 賢いと言われている理由やしつけの注意点まで
『頭の回転が早い』大型犬ランキングTOP5
犬は動物の中でも知能が高く賢い動物と言われています。犬の中でも特に頭の回転が早く賢い犬種は、人間と一緒に使役犬として職業に就いていることも多いですよね。今回は大型犬に絞って頭の回転が早い犬種TOP5を紹介します。
1.スタンダードプードル
全犬種の中でも知能の高い犬種・第2位に挙がる犬種が『プードル犬種』です。大型犬に分類されるスタンダードプードルは、理解力や記憶力、さらに先回りして予測し行動する能力にも長けています。
家庭犬として愛されているスタンダードプードルは、大型犬の中でもしつけの学習スピードが早く、しつけやすい犬種と言われることも多いです。また、運動能力も高いため、アジリティー大会などで入賞することも珍しくありません。
ただし、賢く運動能力も高く、さらに飼い主の行動の先を予測してしまうため、しっかり飼い主の指示に従えるように関係を築いていないと、飼い主の手に負えなくなる恐れがあるので気をつけましょう。
2.ジャーマンシェパードドッグ
警察犬や軍用犬として活躍するジャーマンシェパードドッグは、犬種の中でも指示を正確に理解して実行する能力が非常に優れている犬種として有名です。
ある研究によると、あるトレーニングを5回練習した後に95%という高確率で正確に従うことができたという結果を出しています。理解能力の高さと行動力の正確さが魅力なジャーマンシェパードドッグは、身体能力の高さやスタミナ力の高さも兼ね備えています。
賢くスタミナもある犬種なので、しっかり十分な運動をさせることはもちろん、頭脳を使ったトレーニングも取り入れてあげなければ、欲求が満たされずにイタズラをしてしまうことも……。必要な遊びを日常生活に取り入れることが重要です。
3.ゴールデンレトリバー
日本国内でも愛されているゴールデンレトリバーは、家庭犬として愛情深く、小さなお子様と一緒に暮らすことができる犬種として人気です。
学習能力の高さはもちろん、家庭内での愛情深さや洞察力の高さから、家族の安全を守ろうと自分で考えて行動する面が見られることも多く、学習意欲も高い傾向にあります。そのため、しつけもトレーニングに積極的に取り組んでくれるので、早めに身に付きます。
ただし、ゴールデンレトリバーは愛情深い反面、寂しがり屋です。遊び好きな犬種でもあるので、家族と一緒にいる時間を多く設けなければ、寂しさや退屈さから問題行動を起こしてしまうこともあるので、留守番時間はなるべく短めを意識してください。
4.ドーベルマン
ドーベルマンもジャーマンシェパードドッグと同様、警察犬や軍用犬、麻薬探知犬などで活躍する賢い犬種です。リーダーと認めた相手にはとにかく忠誠心が高く、学習能力も高い傾向にあります。
さらに、飼い主の言動をよく注視しているため、行動と言葉をリンクさせて意味を理解する能力にも優れている犬種です。自分で学び、身につける能力も兼ね備えているため、あらゆる現場で活躍することはできるのでしょう。
しかし、番犬気質なドーベルマンは、飼い主以外の人に対して勇敢に立ち向かっていってしまう特性を持ちます。しっかり飼い主がコントロールできなければ大きなトラブルに発展しかねません。「お座り」などのコマンド指示をいつでも従えるようトレーニングしておきましょう。
5.ラブラドールレトリバー
温厚で愛情深い大型犬として知られているラブラドールレトリバーは、学習能力の高さはもちろん、人間の感情を読み取る能力や寄り添う能力にも長けているため、セラピー犬や介助犬として活躍することが多いです。
人間と接することが好きな犬種なので、トレーニングにも意欲的な傾向が見られます。また、家族はもちろん、家族以外の人に対しても愛情深く、寄り添う能力の高さを見せるため、頭の回転が早く賢いと言われることも多いでしょう。
ラブラドールレトリバーの注意点は、食事管理にあります。食いしん坊気質な犬が多いので、うっかり与え過ぎてしまうと肥満になってしまい、心疾患などの原因になりかねません。しっかり食事量や運動量をコントロールしてあげてください。
まとめ
いかがでしたか。今回紹介した犬種は大型犬の5犬種のみですが、どの犬種にもそれぞれ魅力があります。また、育った環境や飼い主の育て方で能力も変わってくるので、あくまで1つの目安として参考にしてください。