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相模原市 地元企業の求人後押し 専門家が課題改善指南

タウンニュース

説明会のようす

相模原市がめざす将来像の実現に向けて重点的に取り組む事業などをまとめた「相模原市総合計画推進プログラム」における重点テーマの一つ「雇用促進対策」として取り組んでいる「市内企業採用活動支援事業」の一環として2月19日、相模原地方合同庁舎で企業説明会と面接会が開かれた。

市は「職住近接のまちづくり」を推進することにより定住人口の増加をめざしている。今年度の支援事業の説明会には22社が参加。6社が専門家のコンサルティングを受け、求人における課題点を洗い出し改善する取り組みを進めてきた。その中の1社で南区に本社を構える一般産業用機械装置製造業「(株)コンテックス」はこれまで、求人誌やWEBサイトなどあらゆる媒体を通じて人材を求めたものの思うような成果が得られず、定着率も低かったという。

専門家のアドバイスを受け、求人票の書き方、表現の仕方を改善したほか、専門的な用語を排除した新たな採用パンフレットを制作。さらに一次面接をオンラインにするなど抜本的な見直しを図った。ブースを訪れた求職者との面談にもこれまでとは違った手応えを感じているようだった。

市担当課の職員は「こうした取り組みを続けることで、職住近接のまちづくりを推進していきたい」などと話した。

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