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ジョナサン・メジャース、有罪判決の帰り道にマーベルの解雇を知った ─ 復帰めざし、小規模のスーパーヒーロー映画にも関与

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(MCU)で役を演じたジョナサン・メジャースが、2023年12月の裁判で有罪判決を受けた、まさにその直後にマーベル・スタジオからの解雇通告を受けていたことがわかった。

映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』(2019)や『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』(2021)などの演技で高く評価されていたメジャースは、MCUのマルチバース・サーガで征服者カーン役を演じ、来たる『アベンジャーズ』2部作では大役を務める予定だった。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)と「ロキ」(2021-2023)に登場したが、解雇により今後の出演予定はない。

逮捕前に完成していた主演映画の劇場公開にあたり、米はメジャースの現在に接近した特集記事を発表。そのなかでは、メジャースが有罪判決を受けたあと、裁判所を離れる車内で解雇の通告を知らされたことが綴られている。

メジャースによると、静まり返った車内で弁護団のひとりが後部座席のメジャースを振り返り、「今から話しておこう、そうすれば驚かずに受け入れられるようになるはずだから」と口にしたという。「彼らは君を解雇した。マーベルに解雇されたんだ」。

その後、メジャースは当時のマネジメント会社と広報会社からも契約を解除されている。事件前からエージェントを務めていた米WME社のエラン・ラスポリ氏は裁判でも証言しており、現在も代理人として関わっているものの、それまでのキャリアはほとんど失われた状況だ。「当時は“現実なのか?”という気分でした。経験したことのないつらさが、どんどん悪化していった」とメジャースは言う。

現在は婚約者のミーガン・グッドらとともに静かな生活を送っている。業界内には支持を表明する俳優仲間やプロデューサーもいるが、復帰に納得しない声も大きく、メジャー作品に再び出演するハードルは高い。現在は健康に関するオンライン・プラットフォームをトレーニング仲間と準備しているほか、アパレルやサプリメントへの進出も考えているという。

一番の望みは俳優業を続けることだ。現在は複数の脚本を読み、小規模ながらスーパーヒーロー映画にも関わっている。「DCやマーベルなどの大物には関係ありませんが、すごく面白い話。(脚本を)読めてうれしい」と話す。なお、以前報じられたインディペンデント映画は現在も準備中で、「実現しないと思うこともあれば、来週にも始められると思うこともある」という。

復帰の足がかりとなるのは、3月21日に米国公開される『Magazine Dreams』の評価だ。メジャースは、「もちろんたくさんの映画に出たいけれど、僕が判断することではありません。僕にはスタジオがないし、コントロールすることも放棄したから」と語っている。「僕はまだ学んでいる途中です。(業界には)僕の成長に関わってくれたことに感謝していると伝えたいです」。

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