秦野あづまライオンズクラブ 奉仕で地域社会を改善
▽今年度のクラブスローガンは、「温故知新-伝統を継承し、未来を創造-」。献血活動や市内の小・中学校を対象に行っている薬物乱用防止教室などを継続するとともに、会員増強を目指す。「思いやりのある会員が力を合わせて真に求められていることを探し出し、地域社会の改善に取り組みたい」と意気込む。さらに奉仕や例会などを通じて「ビジネス等の現場でも役立てるスキルを身に付け、自己研鑽していきたい」と語る。
▽出身は大阪府。前職は転勤が多く、厚木や東京、横浜で働いていた。その後、結婚を機に株式会社伊勢原書店に入社。40歳の時、代表取締役に就任した。大学時代は自転車競技部に所属しており、40代まで続けていたという。「レースにも出場し、メダルを取ったこともあります。会社が自転車操業状態になっちゃうよ、と言われるほど熱中していましたね」と冗談めかして笑う。また、趣味のゴルフについて「始めたきっかけは、会員の親睦を深めるためにクラブで行っているゴルフ大会です」と話す。
▽前会長に誘われ、友人とともに入会。今まで奉仕活動に携わったことがなかったため、「新鮮な気持ちになりましたし、地域にとって大切な活動だということを実感しています」と振り返る。会計や幹事を経験し、今年度会長に就任。「クラブを守る、という使命感が強くなりました」と気を引き締めた。