<旦那が嫌うきょうだい>いとこと遊ばせたいと思うのは変?親は仲悪くても子どもには関係ないような…
ママたちは、旦那さんのきょうだいとどのように関わっていますか? 友だちのように? それともあくまでも親戚として? ママたちそれぞれの関係性があるでしょう。今回の投稿者さんの旦那さんには、女性のきょうだいがいるといいます。でも旦那さんは縁を切りたいようで……。
『旦那には女きょうだいがいますが、昔から大嫌いのよう。ですが私は嫌いではなく、良くしてもらっているし、子ども同士も年が近いから会って楽しく過ごしています。私が「また会いたい」と言うと、旦那は「過去にいろいろあったから、俺は会いたくないし縁を切りたいくらいだ」と言います。旦那に合わせたほうがいいのでしょうか?』
過去にあった出来事はたしかに「えげつない内容」だと投稿者さんも理解しており、それを聞けば旦那さんの拒絶も当然だと感じるそう。でも「会いたいなら、俺抜きで会ってきていいよ」と言う旦那さん。言葉通り会っていいのか、それとも旦那さんに配慮して会わないべきなのか、投稿者さんは迷っているようです。
旦那さん抜きで会うとの選択
もっともシンプルな解決法として、「会いたいなら旦那さん抜きで会えばいい」という意見がありました。
『旦那さんが会いたくないなら、無理強いしなければいい。投稿者さんが、子どもと一緒に会えばいいだけ』
『投稿者さんと義きょうだいでこれから先も付き合っていけばいいのでは? そこに旦那さんを入れなければいいだけ』
投稿者さんは「本当は旦那は私たちにも会ってほしくないのでは?」と気にしていましたが、「考えすぎだよ」とママたちは助言します。旦那さんが拒否しているのはあくまで自分と義きょうだいとの関係であって、投稿者さんや子どもまで制限しようとはしていないのではないか、という見方です。
旦那さんの気持ちを最優先にすべきという意見
一方で、「旦那の気持ちを軽んじている」と厳しい意見も寄せられました。
『大嫌いで過去にえげつないことがあったんでしょう? 投稿者さんが「家族みんなで仲良く付き合いたい」だけで、一番尊重すべき「旦那さんの気持ち」をないがしろにしているように見えるよ』
『横から誰かが取り持てるなら、とっくに和解しているはず。ママがムリに仲介するのは旦那さんの心をえぐるだけ』
『旦那さんの気持ちは尊重してあげてください。妻である投稿者さんに無理強いされることは、旦那さんの傷を広げるのでは』
逆の立場に置き換える意見もありました。
『自分が長年虐められてきた兄がいたとして、その兄と旦那が仲良くなって子ども同士を遊ばせていたらモヤモヤすると思う』
たしかに自分の配偶者が「イヤだ」と明言している相手との関係を続けることは、無神経と捉えられても仕方がないのかもしれません。投稿者さんも「私の勝手だったと反省し、旦那の気持ちを一番に考える」と気づきを得たようです。
子ども同士の関わりを残す方法も
「いとこ同士の関係までは断ち切らなくていいのでは」という考え方もありました。
『私は別に子ども同士が楽しそうならいいと思う。親の確執で、いとこの縁まで奪うのはもったいない』
『旦那をムリに会わせようとせず、子どもたちだけで交流を続けるのも一つの方法。旦那さんが「俺は行きたくない」と言うなら、「あっそ~」と軽く引いてあげたらそれでいいと思う。ただし、旦那さんに「義きょうだいさんっていい人だよね」とかは言わないでね』
ただし条件付きです。旦那さんに「義きょうだいと距離を置いてほしい」という強い意志があるなら、それを踏みにじってまで会うのは避けるべき。あくまで「旦那さんに迷惑を掛けない範囲」での交流がいいと言います。
家族の距離感をどう保つか
結婚すれば、配偶者を通じて新たな家族関係が生まれます。でもその絆は必ずしも良好とは限らず、むしろ過去の確執や価値観の違いが表面化することもあるのでしょう。大切なのは「誰の気持ちを優先するか」ではないでしょうか。ママたちの意見に共通していたのは「最優先すべきは旦那さんの気持ち」という点でした。配偶者の心の傷を理解しないまま親族付き合いを続ければ、夫婦の関係に深刻なひびが入る可能性があります。 一方で、いとこ同士の交流やママ自身の関係性まで否定する必要はないという見方も残ります。旦那さんが「自分抜きで会うのならいい」と譲歩しているのなら、その範囲でムリなく関係を続けることも可能でしょう。
旦那の家族との距離感
旦那さんが「縁を切りたいほど嫌っている義きょうだい」と、ママや子どもがどのように付き合うか……簡単な答えはないのでしょう。重要なのは「夫婦の信頼を第一に考えること」と「相手の気持ちを尊重すること」なのかもしれません。 義きょうだいと交流する楽しさやいとこ同士を遊ばせる利点を感じても、旦那さんの心に残る深い傷を軽んじてはいけません。そのうえで、どうしても交流を続けたいなら、旦那さんに負担を掛けない形を模索していけばいいのでしょう。 夫婦が互いの気持ちを尊重し合い、ムリのない距離感を保てるかどうか……そこに、この問題の解決があるのではないでしょうか。