「日用品費が少ない人」の“無理なく出費が減る”買い方3つ【日用品費が月1万円台の達人に聞く】
節約生活スペシャリストの三木ちなです。暮らしに欠かせない日用品は、どんなに値上がりしても買わないわけにはいきません。少しでも出費をおさえるには、“くふう”が必要です。ここでは、5人家族・月の日用品費を1万円台でやりくりするわたしが実践する「日用品の買い方」についてご紹介します。
1.割引ありきで買う
日用品の中には、高額な出費が発生するものもあります。
わが家の場合は肌が弱い家族がいるため、洗濯洗剤は詰め替え用を買うと1つで1000円超え。トイレペーパーや食品ラップも巻き数が多いものは、出費もそれなりです。
そんな“ちょっと高額”な日用品を買うときは、割引クーポンの出番! 定価は避け、割引ありきでしか買いません。
わたしはスギ薬局をよく利用しているのですが、アプリや紙のチラシについている「1品15%引きクーポン」をフル活用。仮に1000円ものだとしても、定価より150円値引きで買えるので節約効果は大きいです!
2.ストライクゾーンは広めに
どの日用品も、いろいろなメーカーの商品が並んでいます。それぞれ魅力やよさがあり、“こだわり”を持ちたい方もいるかもしれません。
しかし、節約するにはストライクゾーンは広く持っておいた方が絶対にいいです。わたしは、洗濯洗剤など肌に直接触れるもの以外は、“あえて”こだわりを持たないようしています。
選ぶ商品の幅が広ければ、「その日一番安いもの」を買えるメリットがあるんです。食器用洗剤にしても、ジョイを買う日もあれば、特売のキュキュットを選ぶことも。
ポリ袋や排水口ネット、トイレットペーパーなどの消耗品は、ドラッグストアのプライベートブランド商品を積極的に選びます。ナショナルブランドよりも1~2割安いので、日用品の節約にはうってつけです。
3.ストックは「ひと月分」だけ
必要以上に買い置きをしないことも、予算を守るには大切なこと。たくさんストックがあれば安心かもしれませんが、置き場所に困ったり在庫を把握しきれなかったりとデメリットもあります。
「特売だから」とバンバン買っていると、二重買いでお金をムダにすることも……。わたしは忘れっぽい性格で、もともと片付けが苦手な性格。お金と家のスペースをムダにしないためにも、買い置きは1ヵ月分だけにとどめています。
日用品もくふうしだいで出費は減る
食料品とは違って、すぐに傷んだり使えなくなったりしない日用品は、つい必要以上に買ってしまいがち。
でも、1品1品の出費は小さくありません。不要な買い物やこだわりがあると、予算オーバーにつながります。
日用品費が余計にかさまないよう、買い方・選び方・ストックの量を見直してみるのもひとつです。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア