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「幸せをつくる」とは 直江津小4年生がたどり着いた答えは

上越妙高タウン情報

「幸せ」とは何か、大人にとっても難しいテーマに、今年度、上越市立直江津小学校4年生が取り組んできました。児童は活動の集大成として18日、福祉施設の利用者とのボッチャをして、「幸せ」の答えを表現しました。

直江津小学校の4年生27人は、今年度「幸せをつくる」をテーマに、地元の障がい福祉サービス事業所「北さくら工房」の利用者といっしょに活動を重ねてきました。

具体的には、海岸でのゴミ拾い、地元のイベント「なおえつ うみまちアート」に向けた魚の絵の制作、朝市では手作りした雑貨などを販売してきました。18日は今年度、最後の活動として利用者35人を学校に招き、パラリンピックの正式種目、ボッチャをしました。ボールなどは児童が利用者といっしょに楽しめる道具として、朝市の売り上げを活用して買いました。 

このあと児童は「みんなのしあわせ~ドリーム フィッシュ~」と題したオリジナルの歌を披露しました。歌詞は児童が考えました。「手をつなごう」「みんなで作った大きな魚のように」など、利用者との交流で感じたことや、活動を振り返る内容になっています。曲は担任の寺島恭平教諭が作りました。

児童
「最初は慣れるのが大変だったが、関係が深まり信頼できるようになった。お互いの気持ちを合わせることで、『幸せ』をどんどん作れた」
「個性がいろいろあった。『幸せ』は1人では作れない。みんなと一緒に関わる、いろんな人に声をかけてたくさんの幸せを作りたい」

北さくら工房 渡部三穂子 所長
「1つの作品を作る。何かを一緒にする。1年間を通してできてよかった。これからもいろいろな人たちと出会う。ここでの1年間を思い出してほしい」

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