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リーアム・ニーソン主演最新作『アブソリューション』米予告編が公開 ─ 『スノー・ロワイヤル』監督と再タッグ、今度のリーアムは引退したギャング

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『シンドラーのリスト』(1993)や『スター・ウォーズ』クワイ=ガン・ジン役などで知られるリーアム・ニーソンの新作主演映画『アブソリューション(原題)』の予告編映像が米国で公開された。渋味や哀愁、堂に入ったアクションと、リーアムらしさが溢れる映像となっている。

本作はギャングだった主人公(リーアム)が、ビジネスからきっぱりと手を引き、自らの老いと、疎遠になっていた子どもたちとの関係の修復に向き合おうとするなかで試練に立たされるアクション・スリラー。企画発表、タイトルは悪党や凶悪犯を指す『Thug』と銘打たれていたが、罪の赦しを指す『アブソリューション(Absolution)』へとタイトルが変更されている。

予告編の冒頭で、リーアム演じる主人公は医療機関にて頭痛に悩まされていると訴える。脳震盪による頭痛が長引いており、医療スタッフに「治療法はありません。誰か頼れる人はいませんか」と返された主人公は、娘(フランキー・ショウ)を訪ねるも、「来ないでと言ったでしょう」とそっけない態度を取られてしまう。そして、その場で孫である少年に初対面する。

孫から「ママがあなたは刑務所にいるって言ってたよ。どうして?」と問われ、主人公は裏稼業に手を染めていた過去を振り返る。ロン・パールマン扮する男から、あるモノを運ぶよう命じられた主人公は、仲間となった男が「何が入ってるか知りたいな」と興味を示す様子に、「やめておけ、こういう仕事では見ないものなんだよ」と経験から語る。そこに一人の少女が助けを求めて車内に乗り込もうとしてくるが……。

家族との絆を取り戻したい主人公は、孫に「俺が人生でやってきた、お前にも言えないようなバカなことを話してもいいか?」と打ち明けようとする。「俺のようになるなよ」と告げると、「まだバカなことをやってるの?」と孫は少し心配そうな表情を浮かべる。

しかし、主人公に決して平穏な日々は訪れない。娘に「嫌な話を聞くことになると思う」と伝え、託された仕事を片付けに行く。助けを求めてきた少女を救いに駆けつけ、銃を放ち、拳で相手を倒し、車を走らせるが、ついには背後を狙われてしまう。「お前は私に正しいことをさせる唯一の手段だった……悪いことをすることで」。果たして主人公は、“赦し”を得ることができるのか。

監督はハンス・ペテル・モランド。リーアムとのタッグは、『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』(2014)をハリウッドリメイクした『スノー・ロワイヤル』(2019)以来となる。共演者には『ヘルボーイ』シリーズのロン・パールマン、『マッドタウン』(2016)のヨロンダ・ロス、『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』(2020)のダニエル・ディーマーら。

脚本は『ファースター 怒りの銃弾』(2010)のトニー・ゲイトン。プロデューサーには『ラッシュアワー』シリーズのロジャー・バーンバウムをはじめ、『マークスマン』(2021)のウォーレン・ゴズ、『アバウト・シュミット』(2002)のマイケル・ベスマン、『ファイナル・プラン』(2020)のエリック・ゴールドらが名を連ねている。

映画『アブソリューション(原題)』は2024年11月1日に米国公開予定

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