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大丸松坂屋を傘下に持つJ.フロントの第3四半期は営業利益が500億円超え

セブツー

大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ.フロントリテイリングは12月25日、2025年2月期の第3四半期決算(累計)を発表した。売上高にあたる売上収益は3159億8200万円(前年同期比10.3%増)、営業利益は511億4200万円(同66.7%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は370億4100万円(同71.4%増)と大幅な増収増益だった。

大丸や松坂屋の百貨店事業は、売上収益は1870億7100万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は252億7700万円(同53.8%増)と増収増益で、心斎橋店や京都店のインバウンド売り上げが好調で収益を押し上げた。

「パルコ(PARCO)」などのショッピングセンター事業は、売上収益は482億8400万円(前年同期比11.9%増)、営業利益は111億8900万円(同28.8%増)と増収増益だった。デベロッパー事業は、売上収益は650億1400万円(前年同期比22.5%増)、営業利益は63億5600万円(同94.6%増)と、ショッピングセンター事業とともに2桁の増収増益だった。

一方、決済・金融事業は、売上収益は97億9000万円(前年同期比0.4%減)、営業利益は15億5700円(同23.5%減)と減収減益だった。

J.フロントリテイリングの2025年2月期通期の連結業績予想は、売上高にあたる売上収益は4370億円(前年比7.4%増)、営業利益は520億円(同20.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は365億円(同22.0%増)を見込んでいる。

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